この10月は大阪、東京、名古屋と3回ほど出張に出た。
どうしても確認しておきたかった展示会を視察したりやなかなか行けてなかった取引先を訪問したりと、有意義な出張になった。
さて、出張と言えば宿泊が伴うが、連泊の場合の清掃でモヤモヤすることがよくある。
今回もそうだったのだが、それはまだ使える歯ブラシやスリッパが捨てられていて、新しいものが置かれているとき。
2~3泊程度であれば、使い捨てとは言え、同じ歯ブラシを十分利用可能なのだが、それがあっさりと捨てられているのをみると、持続可能な社会をつくっていこうとする風潮とも逆行するようでなんだかなと思ってしまう。
このあたりはホテルによって方針は違うので、一概には言えないが、うるさい客にあわせてオペレーションの統一化が図られているものと思われ、ムダがまだまだ多いと感じたわけである。
そもそも連泊時の清掃って、みんなどのくらいのものを期待しているのだろうか。
私は以下のような感じである。
・タオルは補充してほしい
・ゴミは捨てておいてほしい
・シーツは新しいものに替える必要はないが、ベッドメイキングしてあったほうがうれしい
・パジャマや館内着は替えなくていい
・歯ブラシは替えなくてもいい
・細かい掃除はいらない
よく、ホテルでは清掃を希望するか不要かを、ドアの前にマグネットで貼っておくというスタイルが多いのだが、この清掃を希望をしない場合に、タオルの補充がなかったり、ゴミが捨てられていないのは嫌なので、不要を選択したことがない。
清掃希望の場合と不要の場合で、どういったサービス内容なのかを明文化しておいてほしいといつも思う。
逆に、歯ブラシはいらないとか、ゴミは捨ててとか、シーツの交換はいらないとか、清掃のメニューを細分化して宿泊者側が選択できるようにしてもらえるならば、いろいろと迷わなくてもいいのでうれしい。
最近は、まったく清掃に入らないようなプランも多く、それも1つの方法とは思う。タオルやアメニティが必要であれば自分が取りに行くようにすればいいということさえわかっていれば不満も起きない。
こんな感じで、連泊時は宿泊者側とホテル側で清掃の認識にズレがあって、やってほしかったことがやってなかったり、逆にそこまでやらなくていいと思っていることまでやっていたりと、チグハグなことが多いなと思った次第である。
ということで、ホテル連泊時の清掃オペレーションは何らかのかたちで標準化してほしい、という話でした。