ニューノーマルな会食で、ウェブでのコミュニケーションの難しさを実感する

今週は久しぶりに出張に出たのだが、1回だけ会食を入れた。
緊急事態宣言は明けている想定で予定を入れたのだが、先方も年が明けてから飲みに出ることはなかったということなので、リスクは限りなく低いと判断して決行した。
 
もちろん、少人数で個室、時間も20時までと、ルールをきちんと遵守し、感染防止対策はきっちりやった上で食事をご一緒した。
 
先方とは、Zoomを使ったミーティングを毎月やっており、コミュニケーション自体は取っていたのだが、リアルでの会食となると1年以上ぶりだった。
 
そんな中での会食だったが、いろいろと気づきもあったので、まとめておきたいと思う。
 
まず、今回は緊急事態宣言下ということもあり、17時半開始で19時半過ぎには終了という時間での会食で、当然2次会はないのだが、これがなかなか新鮮だった。
いろいろと情報交換、意見交換をして、けっこう長い時間を過ごしたような感覚になり、もう22時くらいかなという感じだったが、時間を確認するとまだ19時台。
次に行くという選択肢もないので、あっさり解散というのもいい。
 
多少酔っ払ってはいたが、アルコール量もそれほどにはならないので、電車でホテルに戻るころには醒めており、まだ時間に余裕があるので、何かしようと思えばできる。
この日は、風呂に入って、それからブログを書いた。
これまでであれば、出張時の会食となると、もっと遅くまで飲んで、ホテルには寝に帰るという感じであったが、この時間の余裕があるというのはなかなかいい。
 
また、17時台に始めることができるというのもミソで、これまでは終業時間までは飲みに行くのが憚られたが、これからはこのあたりはあまり気にせず、早めの時間から会食が始められるといいなと思った。
コロナ明けも、この17時台から飲み始めて20時には終わるというのがノーマルになるといいなと思う(思うだけで、なかなか20時には終わらないのだろうけど)。
 
もう1つ感じたのは、やはりリアルの場での情報交換は大切だということ。
前述のとおり、今回の会食相手の取引先とは毎月ウェブミーティングをしていたのだが、表向きの仕事の話しかできていなかったとちょっと反省した。
 
社内の人事の話など、伝えていたと思ってた情報が伝わっておらず、リアルな場での会話があればまず伝え忘れることがないような情報伝達も、ウェブではよほど意識しておかないとモレてしまうと感じた。
これがプライベートの話になるとなおさらで、うちに二人目の子どもが生まれたという情報もどうやら伝えていなかったことがわかった。
 
こういう情報は仕事を進める上では必須ではないが、一方で隠すような話でもない。
些細な話というか、ムダ話をするためにも、リアルな場というのは大事だと感じるとともに、ウェブでのミーティングではムダ話がしにくいので、些細な情報交換も忘れないよう意識しておく必要があるなと実感した。
今後はちょっと注意しておきたいと思う。
 
とこんな感じで、当面会食の価値は希少になるので、感染防止は前提の上でうまく活用していく必要があるとおもに、ウェブなどの遠隔コミュニケーションのやり方をもっと工夫しないといけないなと思った次第である。
 
ということで、会食はほどよい時間で、ほどよい頻度でやるのがいいな、と実感したという話でした。