2020年の目標と良い目標の条件

2020年がはじまった。年々、年末年始感がなくなってきているが、今回の年末年始はそれにも輪をかけて年末年始感がなかった。大晦日の夕食こそ蕎麦を食べたが、テレビはまったく見てないし、年始はいつもどおり近くのスタバでこの記事を書いている。これはそういう時代なのか、自分がそういう年代になったからなのかわからないが、それそれで別にいいのではないかと思っている。
 
さて、年も明けたので、今年の目標を書いておこうと思う。
7つの習慣」にある第七の習慣「刃を研ぐ」にあるように、肉体的側面、精神的側面、知的側面、社会・情緒的側面の4つの側面からそれぞれ1つずつ目標を立ててみた。
 
1.肉体的側面:ランニング(ウォーキング含む)年100回
「マラソン大会に2回以上出る」とどちらにしようか迷ったが、2019はハーフマラソンとフルマラソンに1回ずつ出て、フルのほうは最後は歩きっぱなしという状態だったので、無理に大会に出るのではなく、コツコツ積み重ねることができるほうの100回走る(or歩く)にしてみた。2019年は104回だったが、今年の目標は上積みせず現状維持で。寒い時期と花粉症の時期はどうしても数が少なくなるので、GW前あたりから調子をあげていきたい。
 
2.精神的側面:ブログ記事年50回更新
自分の考えを整理したり、日ごろのちょっとした気づきを文章にまとめるためにブログで記事を書くということはなかなか良いものだと実感してきている。
本当は毎日(誰にも読まれることのない)日記を書いてみたいと思っているのだが、毎日というハードルが高いのか、日記という形態に慣れていないのか、イマイチしっくりきていない。
おそらく日記に書くことは、このブログでも書いているちょっとした気づきと日々感情の変化について書くことになるのだろうけど、後者をどう書いていいのかよくわからないのだと思う。
それであれば、ちょっとした気づきをブログという形式で書くことを習慣化することに今年は集中してみたい。
2019年は月2回の更新を目標にして、トータルで30の記事を書くことができたが、2020は月4回ペースに増やして年50回を目標とする。
 
3.知的側面:読書年間150冊
ここ数年は年50冊程度で推移していたが、2019年はオーディオブックのおかげで130冊近くまで一気に増やすことができた。そのうち読むほうは45冊で例年通りだったが、聞く読書で80冊以上積み増すことができた。
このブログでもたびたびオーディオブックについては書いているが、車の運転中のラジオがわりであったり、ランニングや散歩のお供としてなど、ながらで聴けるのでかなりオススメ。
2020年は、2019年から少し上積みして、読むほう・聞くほう合わせて150冊を目標に。
 
4.社会・情緒的側面:ゴルフの年間ラウンド数20回
ゴルフは地元に戻ってから10年くらいやっているが、スコアは向上していない。ゴルフ自体は行けばそれなりに楽しいのだが、自分から誘ってまで行くほど好きではないというのが正直なところだ。
しかしながら、仕事のことを考えるとゴルフを通じてのコミュニケーションというのもなかなか侮れないなと感じてきていて、ビジネスツールの1つとして積極的に活用すべきなのではないかと思ってきている。そのためには、スコアも100前後で(下方への)バラつきのないようにしたいが、自分でコントロールできないスコアを目標にはせず、ラウンド数を目標にするのがミソだと思っている。
例年6回程度、2019年は12回というラウンド数だったが、2020年は20回という目標を掲げて、(少しだけ)積極的にゴルフに関わっていきたい。
 
1と3は習慣化できていると思っているので達成はそれほど難しくないのではないかと考えている。2と4は新たに習慣化しないといけない内容なので、この2つはとくに意識して取り組んでいきたい。
 
 
以上が2020年の個人的な目標なのだが、ついでに良い目標とはどんな目標かを考えてみたい。私の考える良い目標の条件は以下の3つである。
 
 
・上位目的とリンクしている
これはその目標自体が目的になっているのではなく、この目標を達成できれば上位の目的も達成できるということである。例えば、野球の試合に勝つために毎日100回素振りをするという目標を掲げたとする。毎日素振りをすると(おそらく)試合に勝てるという因果関係がありそうなものを目標にすべきであるということである。これが試合に勝つために毎日本を読むだと、因果関係は薄そうである。上位目的を意識しておけば、より適切な目標に設定できたり、その目標を達成したのに上位目的が達成できなかったときに、軌道修正もしやすい。素振り100回では勝てないのであれば、素振りの数を増やしたり、違う練習をしたりという軌道修正もできる。
 
・自分でコントロールできる
やってみた結果できたかどうかはわからないという目標よりも、自分がやればそれで達成という目標のほうがいい。試合に勝つという目標自体は悪くないのだが、これには相手もあるし時の運もあるので、自分ががんばっても達成できるかどうかわからない。そういったまわりの要素に左右されない、具体的に自分でコントロールできるレベルの目標にしたほうがいい。というよりも、試合に勝つという目標を掲げたならば、そこで終わりにせず、自分でコントロールできる具体的なレベルまでさらに目標を落とし込んだほうがいいということである。
 
・目標を達成したかどうか判定できる
誰が見ても目標を達成できたかどうかを判定できる目標を設定すべきである。例えば、いい試合をするという目標だと、人それそれの判定基準になってしまう。試合に勝つであれば誰が見ても同じ判定ができるし、素振りを100回もするも人によって判定は変わらない。恣意的な判断が入らない目標にしておくことが、とくにチームとしての目標を掲げるときには大事になる。
 
ということで、自分が掲げた目標が良い目標の条件に当てはまるかを考えると微妙なところもあるけど、きっとこの目標を達成できればいい年になるはずと信じて、2020年をスタートしようと考えた元旦の話でした。