授業参観日のシミュレーション

今日、小学3年生の娘の学校の参加日だったので、学校に授業を見に行ってきた。
今日の参観日の授業は算数で割り算をやっていた。
 
そこで出ていた問題は、こんな感じ。
「28人の子どもがいます。3人が座れる長イスがあります。みんなが座れるにはどうしたらいいでしょうか?」
 
授業では、まず「28÷3=9あまり1」を解説。
28は子どもの人数を、3は1脚あたりに座れる人数、9は長イスの数で、あまりの1は座れない子どもの人数であることを確認。
これだと1人座れないので、どうしようかということで、もう1つ長イスをもってきて、正解は10脚もってくる、というもの。
先生の説明も丁寧でわかりやすく良い授業だった。
 
以下は、そんな問題を見て私が思ったこと。
自分で言うのもなんだが、子どものころ勉強はできたほうだったので、授業参観日では、手を挙げてもなかなか当ててもらえなかった。
とはいえ、できるところをアピールし、どうやったら発言できるか、そんなことばかり考えるいやらしい子どもだったので、この問題、自分だったらどうしていたか、ちょっと考えてみた。
考えてみたところ、10脚という正解が出た後、最後に長イスを詰めて4人が座ったら、10脚用意しなくても、7脚で足りる、と発言するだろうな、と思い至った。
 
そんなことを思いながら、ふと自分の前に座っている子のノートを覗いてみたら、同じようなことを書いていて、ちょっと微笑ましい気持ちになった。
クラスを回っていた先生も、そのノートに気づいたようで、授業の最後にその答えも紹介してくれていて、なんとも良い形で授業が終わったなと感じた次第である。
 
ということで、娘の授業参観に行って、自分が子どものころのことを思いだした、という話でした。