同じ授業は1回しか受けることができない

今日、小学3年生の娘の授業参観に行ってきた。
学年のはじめに1度あったのだが、そのときは都合が合わず参加できなかったので、今年度に入ってはじめての授業参観となった。
 
その授業参観での感想として、まずはクラスの規律が保たれていることにちょっと驚いた。
2年生のときのクラスは半ば学級崩壊していたので、それと比べると雲泥の差。去年は、授業参観であっても、立ち歩く児童がいるし、みんな先生の話に集中できていなかった。
それに対し、当たり前と言えば当たり前なのだが、今日はみんな先生の話を聞いて、授業らしい授業をしていた。
やはり、担任の先生の存在は重要だと気づかされた。舐められるとそこから戻すのは大変で、最初にピシャリとやっておくのが大事だなと改めて思った次第。それは対子どもでも、対大人でも大きく変わらないように思う。
 
もう1つ感じたのは、先生の授業が上手だということ。
去年と比べていたので、規律が保たれているだけで十分という感じだったのだが、加えて今年の担任の先生は授業も上手でわかりやすかった。授業を聞いて、私自身改めて理解できるところも多かった。
小学校の授業は基本担任の先生がすべてを受け持つので、授業が上手かどうかというのは、実はかなり死活問題。いい先生に当たれば理解も進むが、逆の場合は目も当てられない。それを実感した。
 
加えて、もう1つ思ったのが、同じ内容の授業は1回しか行われないということ。
もちろん、簡単な復習くらいは次の授業でもするかもしれないが、今日と同じ内容の授業はもうやらないはずである。
それは国語でも、算数でも同じこと。
となると、せっかく先生が上手な授業をしてくれても、集中していないで、どこかの授業でわからないところが出てくると、リカバーできないことになってしまう。
宿題や復習などで追いつくこともあるだろうが、基本はやはり授業でしっかり理解しないといけない。その授業で理解できなったら、どんどん取り残されてしまうことになりかねない。
子どものころはあまり意識しなかったが、学校の授業は1回1回が大事なんだなと気づかされた授業参観であった。
 
ということで、娘の授業参観に行ってきた、という話でした。