【ラグビーW杯】サモア戦雑感

ラグビーワールドカップ、日本の予選プール第3戦、サモア戦が行われた。
 
ラグビーのワールドカップは、予選が5チームの総当たりリーグ戦で、同じ節に2試合しかできないので、1チーム余る。
予選プールは5週間にわたって繰り広げられるが、各チームどこかの週が休みとなる。
日本は第3週が休み。そのため、前のイングランド戦から中10日での試合となった。
消耗度を考慮して1週間に1試合という試合日程で、さらにそこで1週が休みが入るため、事情がわからない人からすると、ワールカップは終わってしまったと勘違いしてしまうくらいの試合間隔だったかもしれない。
 
さて、そんな第3戦。
今回のサモア戦も、前回のイングランド戦同様、日本時間の朝4時の試合開始。
当然のことながら、夜更かしして見る時間ではないので、朝早起きしないと見ることができないのだが、今回は前日が会食でそこそこの飲酒。
ハナから試合開始の4時はあきらめて、5時起床して後半から観ようと思いと床についた。
 
そして作戦通り、5時ピッタリに起床。
すぐにテレビをつけると、後半が始まったばかりで、17-8で日本リード。やっぱり日本は普通に強いんだなと思った。
得点を見て、日本は2トライ2ゴールに1ペナルティゴールだったんだろうなと推察。サモアは8点だったので、どんな得点の組み合わせだったのだろうとしばらく考えるが、思いつかず。気づけばなんてことなく、1トライ1ペナルティゴールだったのだろうが、頭が回っておらずこの組み合わせが出なかった。
 
さて、そんなことを考えながら、後半戦。
早い段階で日本はトライを決め手22-8。コンバージョンキックは松田が今大会はじめてキックを外して得点ならずも、一方的な展開に感じた。
その後、ペナルティゴールも決めて、25-8。
 
いい流れかと思っていたら、サモアに1トライ1ゴールを決められ、25-15。
 
その中、後半35分にサモアの反則。
ここでトライを狙わず、ペナルティキックを選択。もう1トライ決めていれば、ボーナスポイントも入るので、なかなか微妙な選択にも思えたが、この試合を書き切るためのペナルティゴールを選んだ模様。この時点で10点差あるので、1トライ1ゴールでは追いつかない点差。
このまま勝ちきれば、次戦のアルゼンチンとは2勝1敗で並び、勝ったほうが予選通過というわかりやすい試合になりそうなので、ボーナスポイントよりも勝ちを優先させたのだろう。
そこまで考えれば、この選択はごく自然と思われるが、もし次戦で引き分けだったりすると、このボーナスポイントの有無が予選通過に大きく影響した、なんてこともあるかもしれない。
 
何はともあれ、これで28-15。
 
ここからサモアは意地のトライを決め、ゴールも入れて、6点差。残り時間は少ないながらも、1トライ1ゴールで逆転まであり得る展開となった。
流れが重要なスポーツなので、一気にひっくり返されることもあったりするが、ここは落ち着いて対応。そのまま逃げ切って、日本勝利で終えることができた。
 
最後、点数的には追い詰められた展開になったが、個人的にはそんなに焦ることなく、冷静に見ることができた。もしかすると、まだ頭が起きていないだけだったのかもしれないなが、私にはそれだけ日本の自力があるように感じた。
 
これで、2勝1敗の勝ち点9。
翌日のアルゼンチン-チリ戦では、アルゼンチンがキッチリ勝ってくるがことが予想される(ボーナスポイントも獲得すると思われる)ので、2勝1敗どうしでの最終戦となるだろう。
次戦は、日本時間の10月8日(日)の20時開始なので、試合の頭からしっかりと観戦をしたいと思う。
 
ということで、サモア戦に勝利した、という話でした。