【ラグビーW杯】イングランド戦雑感

ラグビーW杯の日本2戦目の相手はイングランド
イングランドは最新の世界ランキングで6位。チームは過渡期にあるとの情報もあったが、初戦では強豪アルゼンチンを破って、プールDの主役に躍り出た。
 
さて、このイングランド戦、試合開始は、日本時間の早朝4時。
祝日の朝とはいえ、さすがに夜更かしして起きている時間ではないので、前日の21時に子どもたちの寝かしつけると同時に自分も寝て、この試合に備えた。
その甲斐もあってか、4時ジャストに起床。最初から試合を観戦することができた。
 
試合はイングランドペナルティゴールで幕を開ける。
その後、日本はペナルティゴール2本で逆転するも、自陣近くのラインアウトをミスしてそこからトライを取られる。
サッカーにしろ、バスケットボールにしろ、基本的にマイボールが有利なのだが、ラグビーの場合は必ずしもそうは言えない。ボールの位置が相手サイド深く入っていれば、必ずしもマイボールでなくても有利だったりする。今回も自陣深い位置からラインアウトだったので、そこでミスがあると致命的なことになってしまう。
このトライが、この試合の1つのポイントになったように感じた。
 
とはいえ、前半で9-13。まだまだ後半に期待を持てる折返しとなった。
 
前半は両チームでペナルティゴールが5本。
日本は前のチリ戦では徹底的にトライを狙っていたが、今回は格上相手ということもあり、日本もペナルティゴールできっちり得点を重ねてきた。
イングランドも同様にペナルティゴールを狙ってきていることもあり、どこの位置で反則があるかも重要な要素だと感じた。
 
後半は、日本がペナルティゴールで1点差にするも、そこから立て続けにトライを決められる。
後半1つめのトライはビデオ判定となったが、素人にはよくわからなかった。どうやらヘディングがノックオンになるのかどうかをビデオ判定で確認したようで、反則ではないと判断されトライとなった。
プレーが止まったので、審判もホイッスルを吹いたのかと思っていたが、どうやらそうではなかったらしい。
スポーツでは、選手が勝手に判定をしてはいけないということはよくあるが、その典型のようなシーンだったのかもしれない。
 
このプレーで流れはイングランドへ。その後、イングランドは2トライを加えて、結果は12-34の完敗。イングランドは4トライで、ボーナスポイントも獲得した。
 
結果としては完敗だったといいと思うが、一方で絶対勝てない相手とも感じなかった。
ただ、格上相手だと1つのミスが致命的になることも実感。とくに前半のトライを許した直前のラインアウトのミスは大きかったか。
前半、リードして折り返していれば、相手の焦りも出てきて、もう少し違った試合展開になったかもしれない。
 
これで、残り2戦、サモア、アルゼンチン戦が落とせなくなった。
次戦のサモア戦は、29日早朝4時キックオフ。こちらも早く寝て、しっかり試合に備えたいと思う。
 
ということで、朝早く起きてイングランド戦を観た、という話でした。