保育園の着替え在庫分散問題

梅雨も明けて、夏真っ盛り。
今年の夏も暑い、というか今年は特別に暑そうな感じがしているが、そんな中、息子(2歳10ヶ月)が通っている保育園では、7月中旬から水遊びが始まっている。
 
去年の12月から通い出したので、保育園の夏ははじめて。
敷地が広い保育園ではないので、いろいろと大変だろうが、工夫をして水遊びやプール遊びをしてくれているらしい。
 
それ自体は大変有り難いことではあるのだが、ここでの着替えの扱いがちょっと不可解で戸惑っている。
 
どういうことかというと、まず水遊びがない時期含めて、通年で着替えやオムツを保育園に預けている。
服は上下3着ずつを預けて、何かこぼしたり、汚れたりしたら、そこから着替えをして、汚れた服は持って帰って、その分を翌日補充するシステムになっている。
オムツは、1枚1枚名前を書いた上で、袋ごと預けて、都度使って、なくなったらまた新しいのをもってくる。
また、汚れた服などを入れるビニール袋は、100均にある束のビニール袋を預けて、こちらもなくなったら新しいものをもっていく。
こんな感じで運用されている。
これ自体は問題ないのだが、上下3着ずつが保育園にあるので、その分多めに服を用意していないと、着る服がなくなってしまうことになる。
 
加えて水遊びがあるこの時期は、着替え用に上下と肌着、オムツとビニール服を水遊び用の袋に入れてもっていくことになっている。
ただ、ここがちょっと疑問で、肌着以外は保育園で在庫しているのだから、それを使ってくれればいいのに、と思っている。
水遊びがない日は水遊び用の袋は保育園で保管となるので、また上下1着ずつが家の在庫から減ってしまうことになってしまう。
 
ここで急に工場や店舗で適用される理論を持ち出すが、TOC(制約条件の理論)では、在庫はできるだけ集約して分散させないほうがいい、とされている(この理論は、有名な「ザ・ゴール」ではなく、「ザ・クリスタルボール」で詳しく説明されている)。
通常の在庫と水遊び用の在庫で共有化を図れるものがほとんどなので、通常のほうに寄せて在庫して、水遊び用でしか使わないものだけ別途管理してくれればいいのに、と思ったりしている。
そうすれば、余計に子ども用の服を買わなくて済むし、朝の準備の手間も減る。
おそらく先生の現場でのオペレーションを重視して、このような方法になっていると推察するが、想像するに、在庫を共有化しても、そのオペレーションもあまり変わらなかったりするだろうなと思っている。
 
とはいえ、こんな在庫は集中させて管理したほうがいいという屁理屈を説明してまで、現行のやり方を変えてもらおうとは思っていない。
どのみち、この夏のあと1ヶ月ちょっとのこと。少々服の在庫が増えようが、朝の準備が大変になろうが、預かってくれること自体が有り難いことなので、粛々と園のやり方を踏襲しようと思っている。
 
ということで、事なかれ主義で行こう、という話でした。