半日運動会の是非

先日、娘の運動会があった。
1週間前くらいには天気の心配も少しあったが、当日は快晴で、運動会日和となった。気温は25℃程度と、日が当たるところでは暑かったが、日陰ではまだ涼しい感じでちょうどよかったのでないだろうか。
 
さて、昨今の運動会、私が小学生だったころに比べると大きく違いがある。
1つは、秋開催から春開催に。
市内のほとんどの小学校は5月に運動会を開催しているようで、気候的にはちょうどいいが、一方で新学年が始まってからすぐに開催でバタバタ感があるのではないかと、勝手に心配もしている。
 
2つめが、土曜開催。
私が小学生だったころはまだ土曜日は授業があったので、運動会は日曜開催だった。今は、学校も職場もほとんど土曜は休みということで、運動会のような行事も土曜日開催となっている。雨が降っても、翌日曜日に振替もできるので、これはいいことではないだろうか。
 
3つめが、1日開催ではなく、半日開催であること。
コロナがきっかけでそうなったのか、それよりも前からなのかわからないが、半日開催が定着しているようである。
プログラムは、昔の1日開催の場合は、各学年で徒競走、ダンス・体操、団体競技があって、これに加えて応援合戦と選抜選手によるリレーといった感じだが、半日開催では団体競技はなし、ダンスも1,2年、3,4年、5,6年が合同、リレーもなしであった。
子どもが一人だったら、ダンスと徒競走見て終わりといった感じ。
昔に比べるとかなりプログラムが絞られているのだが、もしかすると、春開催に変わり、準備する時間もあまりないので半日開催になったのかもしれない。
 
この午前だけの半日開催、なんといっても親が楽。
お弁当をつくる必要もなく、1日炎天下にさらされることもない。半日だったら場所取りをする必要もないので、気軽に行って、気軽に帰ってくることができる。
 
午前中だけの半日開催でとくに異論はないのだが、一方で、組体操もなし、玉入れや綱引き、騎馬戦などもなし、リレーもなしというのはちょっとさびしい感じもする。
せめてリレーだけはやってもいいのではないかと思ったりもする。足が速い子にとっては一世一代の晴れ舞台。スポットが当たる日があってもいいかと思う。
 
そんなこんなで、今の運動会は昔と比べると、やっていることはさほど変わっていないのだが、時期や規模感がかなり変わっていることを実感した次第。
おそらくうちの子どもたちの時代はこんな感じでやっていくのだろうが、その後どこかで大きな変化があるかどうか、ちょっとだけ関心をもって見てみたいと思う。
 
ということで、半日運動会は楽である、という話でした。