展示会を活用した就職活動戦術

昨日のこのブログの記事で、就活生は就職フェア以外の企業展示会に行ってみるといいかもしれない、ということを書いた。
これ自体は私のアイデアではなく、うちの会社と取引のある人材関連の企業の方から聞いた話なのだが、なるほどと思ったのでそのメリットをまとめてみた。
 
さて、実際に就活生が企業の展示会に行ってみようと思ったとして、具体的にどうすればいいか、今回はそれについてまとめてみたいと思う。
 
主な作戦は以下の3つ。
 
1つめ、朝早い時間を狙う。
これは要するに出展者が忙しくないときに訪問しましょう、ということ。
基本、出展者側は朝が暇で、なんなら話し相手がほしいくらいなので、訪問者が学生であっても丁重に迎えてくれる人が多いはずである。
出展者側としては少しでも話をしている人がいるとブースが盛り上がっているように見え、次のお客さんの呼び水にもなったりするので、暇なときの訪問者はありがたいのである。
逆を言えば、忙しそうなときは避けたほうがいいし、自分が訪問したときに暇そうでも、話しているうちに忙しくなったら、途中で失礼するのも大人のマナーかと思う。
また、同じ暇そうなときでも、夕方は疲れていて気力がないので、避けたほうがいい。
 
2つめ、あくまでも勉強しに来たという姿勢で臨む。
就活生の側からすると就活に直接役立てたいという気持ちになるのもわかるが、ここではあくまでも勉強をしにきたという姿勢で通すべきである。
志望の会社に訪問することになるので、事前にいろいろな情報はもっていると思うが、できれば1つ踏み込んで予習していくと尚良いだろう。その上で、おしえてほしいという姿勢で臨めば、出展者の人も無碍に扱われるこはないかと思う。
ただ、露骨に就活目的という姿勢が垣間見えると中にはよく思わない人もいるかもしれないので、あくまでも勉強が目的という姿勢は崩さないことを心がけたい。
 
3つめ、学生という立場を早めに開示する。
自分がどういう立場の人間かは早めに開示したほうがいい。展示会であれば、学生だからといって邪険に扱われることは稀かと思うし、学生ということを名乗ればそれなりの対応をしてくれる人が多いと思う。
話が弾めば、名刺をもっていって渡すのも1つであろう。あくまでも露骨な感じがしない程度を心がける必要はあるが、名刺があれば、面白そうな学生が来たと、人事につないでくれる可能性もなくはないかと思う。
 
と、こんな感じで、就活生の企業展示会活用のコツみたいなものをまとめてみた。
最初は慣れないだろうし、ブースに入っていくのはこわく感じるかもしれないが、1つうまくいくと次からは楽になるので、朝早い時間にぜひ試してみてもらいたいと思う。
 
ということで、展示会は朝行くに限る、という話でした。