ワクチンサイクルと今後の社会活動に関する予想

昨日の記事で、ワクチンの接種サイクルの間の期間(ワクチンの感染予防効果が切れた時期と次のワクチンの感染予防効果が効き始める時期の間)中に、重症者数を抑えこめるかどうかがカギになる、ということを書いた。
このワクチンの効果が薄まる時期をどう対応していくかが大事だが、一方でワクチン接種のサイクルとどうなるかで、社会の情勢も見てくるので、今回はそれをまとめておきたいと思う。
 
まず、これまでのワクチン接種と感染者数の推移についてだが、1,2回目の接種は2021年の5月くらいから一般の接種が始まり、ピークは7,8月くらいだった。私も8月に1回目、9月に2回目を接種した。
結果、9月から感染者数が減少に転じ、9月末で緊急事態宣言も解除、10月から12月くらいまではかなり平穏な日々が続いたと記憶している。
 
その後、年末から年明けにかけて、再び感染者数が増加。
3回目の接種は1月あたりから始まり、接種のピークは2,3月。感染者数は2月中旬をピークに6月まで減少傾向が続いた。
それが6月末あたりから再び増加傾向にある、といった感じである。
 
ここから今後どうなるかを予想してみたい。
ワクチン接種が6ヶ月サイクルで回るとすると、ごく簡単なモデルとしては以下のような感じになるのではないだろうか。
 
1月:感染者増、ワクチン接種開始
2月:ワクチン接種進む
3月:ワクチン接種さらに進む、感染者減少
4月~6月:平穏な日々
7月:感染者増、ワクチン接種開始
8月:ワクチン接種進む
9月:ワクチン接種さらに進む、感染者減少
10月~12月:平穏な日々
 
こんな感じで、最初感染者が増えだしてざわざわしだし、次の2ヶ月くらいがもしかすると行動制限がかかるか、もしくは自粛ムードが高まり、その次の3ヶ月は平穏な日々を過ごせる。そして、また感染者が増えだしざわざわして(イマココ)…、以下続く。といった感じ。
 
4回目の接種がどうなるかはまだハッキリしたことはわからないので、接種が遅れればその分感染者数が減少に転じるのが遅くなるが、スムーズに6ヶ月ごとに実施されると仮定すると、4回目の接種がそろそろ始まり、これから8,9,10月くらいに接種が進むと考えられる。
そうなると、今後感染者数が増加していったとしても、9月くらいには減少に転じて、昨年同様に10月からは落ち着いた状態になると思われる。
何かイベント的なやるのであれば、これから3ヶ月はちょっと避けたほうがよくて、やるなら10月以降のほうがいいかもしれない。
 
もちろん、これからの3ヶ月、重症者数があまり増えずに、日常の生活が送れればそれに越したことはないが、もしかするともう一波来て、また制約が多い日々がくるかもしれないので、心の準備だけはしておきたいと思った次第である。
 
ということで、コロナは波のサイクルはあと何回続くのだろうか、という話でした。