やはり1回だけでなく、2~3回はやってみないといけないという話

昨日のこのブログの記事で、今シーズンは娘とスノーボードのチャレンジしたいと思っている、ということを書いた。
 
スキー場でボードとウェアはレンタルするにしても、ニット帽・手袋・ゴーグルはレンタルがないとのことだったので、前日ドライブがてらスポーツ店に行き購入。
夜にはYouTubeでスノボの滑り方の動画をチェックし、翌日、満を持して娘(6歳)と二人で、スキー場へと向かった。
 
スキー場には予定通り10時前に到着。そこからレンタルハウスに向かうも、ここではクレジットカードの対応をしていないということで、売店で支払いをするために、レンタルハウスと売店を何往復かすることに。さっそく出鼻をくじかれる。
とはいえ、一瞬スキー場から往復1時間くらいかけてお金を下ろしにいかないといけないのかと思ったので、場内で支払いができてホッと一安心。次来るときは現金をきちんともってこようと心で誓い、借りたウエアに着替えて、ゲレンデに向かう。
 
さすがにド素人(というか初めて)の二人、しかも一人は幼児という組み合わせでは、どうしていいかわからないので、さっそくレッスンの申込み。
娘の幼児のレッスンに親子同伴で参加した。幼児向けのレッスンということもあり、私にもわかりやすく初歩の初歩からおしえてもらうことができた。
 
レッスン終了後、さっそく挑戦ということで、一番低いリフトに乗って初心者向けゲレンデに向かった。
YouTubeでのイメージトレニーニングと、娘の幼児用レッスンとで、どうにかなるだろうと思っていたのだが、さっそくリフトに降りるところでつまづく。
文字通りつまづき、バイトらしきスタッフに「危ないのでそこから離れてください」と注意されてしまう。
 
ここでテンションはダダ下がりであったが、めげずにシューズをボートに装着。
娘からはいっしょに滑ろうとか、助けてね、と言われるがそんな余裕はない。
どうにか立ち上がっても滑りはじめるのと、ほんの数メートルも進めずにこけてしまう。
そうやってもたもたしているうちに、娘は板をうまくコントロールできないのもあって、さっさと下まで滑っていってしまう。
さすがに娘が心配になり追いかけようと思うのだが、ビビリな性格も相まって、板は一向に前に進まない。ちょっと進んではコケて、またちょっと滑ってはコケての繰り返しである。
 
娘に置いていかれ、何度もコケて立ち上がるたびに脚やお尻の筋肉がつりそうになって、なんでスノボなんてやろうと思ったのか、ちょっと前の自分を恨んだ。
このために買った、ニット帽もゴーグルも手袋も無駄になるなとも思った。(ニット帽は他でも使えそうだが)。
そして、リフト券も5回の回数券を買ったことを強烈に後悔した。
 
正確に時間を測ったわけではないが、体感的には200mのコースを15分くらいかけて降りてきた感じで、どうにかこうにかやっと下まで辿りつき、娘と合流。
正直、これでもう帰ろうと思った。
 
思ったのだが、時間はまだあるし、何よりリフト券があと4回も残っている。さすがにこのまま帰るのはもったいないと思い返し、あともう1回だけやって帰ろうと再びリフトで上った。
さっそくリフトから降りるときにまたコケてしまったのだが、気を取り直して滑り出すと、1回目ほどはコケずにどうにか板をコントロールする感覚をつかむ。
これはちょっと滑れるかもしれないと思い、もう1回行ってみようとリフトへ。3回目ともなると、はいわゆる木の葉すべりという滑り方がわかってきて、体感的には2~3分くらいで下に降りることができた。
こうなってくると楽しくなり、結局リフト券5回分を使い切ることができた。
 
前回のこのブログの記事では、3回くらいはスノボに行ってみて、それで続けるか断念するか決めようと思うといったことを書いたのだが、期せずして初回でそれを体感することになった。
リフトに乗ってそこから滑って降りるという体験自体、1回で判断せずに、2回目・3回目をチャレンジしたおかげで、どうにか滑れて楽しいという感覚までもっていくことができたのだった。
最初なかなか滑ることができず、娘にも置いていかれるという経験だけで終わっていれば、おそらくもう2回目のスノボはなかったであろう。
 
こんな感じで、スノボ初日、最初つまづくも、結果的には楽しいイメージをもって帰路につくことができた。さっそく次回はいつにしようか考え、また滑りたいと思っている自分がいる。
 
ということで、やはり1回だけで諦めてはいけない、という話でした。