長嶋茂雄の訃報に接して

先日、6月3日に長嶋茂雄氏逝去のニュースが流れた。

私が生まれたときにはすでに選手・長嶋茂雄は引退しており、物心がつくころからカープファンとしては正直なところとくに思い入れはない。ただ、この人がNPB史上No.1のスター選手であることに異論もない。

 

今回の訃報に接して、改めて長嶋茂雄の年表を確認してみたところ、1958年プロ野球デビューで、引退が1974年。1977生まれの私は選手としてはまったく被っておらず、むしろ親が子どものころからの選手であることを確認。ONのもう一方の王貞治も現役のときの記憶はない。

カープの選手だと、山本浩二衣笠祥雄はともに記憶がある。こちらは1986年、1987年引退なのではっきりと覚えているのだが、長嶋とは学年で11歳違うので、だいぶ離れていることを今回知った。

 

監督をしても、第1次巨人監督は1980年までなので、こちらも記憶がない。私が知っている長嶋監督は第2次監督時代。こちらは1993~2001年なのでしっかり覚えている。この時期は巨人が金満球団を言われていた最盛期。もともとカープファン、アンチ巨人の私としては、もちろんいい感情はない。広島からも、川口や江藤がFAで移籍し、憎々しく思ったのは記憶に残っている。

ただ、当時はこれだけの選手がいれば優勝も当たり前と思っていたが、これはこれでいろいろと大変だったんだろうなとは、今になっては思うところ。決して名将とは思わないのだが、在任中9年間で3回のリーグ優勝は、そこまで悪い成績でもなかったように思う。

 

よくこういった有名人の訃報があると、昭和が終わったとか言われるが、まさに昭和の彩るスーパースターだったことは間違いないだろう。スポーツ選手は活躍できる時間が(芸能人とかに比べると)短いことから、その時代性は反映されやすい。監督での実績よりも選手のときの実績のほうが大きいことも考えると、THE昭和の人という感じがする。

 

冒頭にも書いたように、今のプロ野球の礎を築いたのは長嶋茂雄だと思う。今もプロ野球を楽しむことができる喜びを噛み締めながら、故人の冥福を祈りたいと思う。