エスコンフィールドに行ってきたシリーズの第3回。
今回は球場内にあるサウナもある温浴施設に行ってきたので、ここで見たこと思ったことをまとめておきたいと思う。
11とは、ダルビッシュや大谷の背番号11からとっており、このエリアの1階には2人の大きな壁画が描かれていた。ここは撮影スポットとして長蛇の列ができていた。
この温浴施設、試合がない日やナイターがある日の午前中も入ることができる。
料金は試合を見ることできない時間帯(試合開催日以外や、ナイター開催日の14時まで、デイゲーム開催日の試合後)は2,500円、試合が見れる時間帯は5,000円。
中は内湯のゾーンと、サウナと温泉と水風呂がある露天ゾーンに分かれており、露天ゾーンは水着が必須。内湯だけなら水着なしでもいいが、それだとサウナも使えないし、椅子に座ってグラウンドも見れないので、実質は水着がないと楽しめないと思っていたほうがいい。水着のレンタルは1,000円で、持っていかないのであればこれを借りることになる。
内湯ゾーンと露天ゾーンの間には、飲食スペースがあり、ここで飲み食いもできる。飲み物は露天ゾーンに持ち出すこともでき、ここでビールを飲みながら、グラウンドを眺めることも可能。
面白いのは、露天ゾーンに限っては写真撮影OKで、ここから見えるグラウンドを撮ったりできる。中には見知らぬ客どうしで、写真を撮ってあげたりしていて、写真撮影を通じてコミュニケーションが成立しており、興味深いなと思った。ただ、おじさんが風呂やサウナに入っている自分の姿を撮ってもらう風景はちょっと滑稽だなとも思ったり。
各種メディア話題のサウナは、中にモニターも設置されているし、ガラス越しにグラウンドも見ることができる。
おじさんたちがサウナに設置してあるテレビで野球中継を見ている風景は何度も見たことがあるが、それとはまったく違う趣きがあるなと感じたりした。
さて、この温浴施設に入ってみての感想について。
まず、サウナ自体のセッティングは甘い。サウナ内の温度も高くなく、水風呂もぬるめなのは、長時間入ることが想定してのことなので、仕方ないところか。
決して悪くはないのだが、ここでととのおうと思っていくと肩透かしを食う。
あと、ここで試合を観るかと言われれば、私はNOかなと思った。
風呂やサウナ自体は1時間から1時間半あれば十分。最初は物珍しさで楽しいかもしれないが、せっかく球場に来たのであれば、通常の席で見たいと感じるだろう。
となると、この温浴施設の活用方法は、試合前の時間帯に入って、風呂やサウナから選手の練習風景を見て、そこから着替えて一般席に行くのがいいかと思う。
ただ、そうなると試合開始前の時間帯の価格は5,000円なので、そこに加えて一般席のチケットも買うとなると、相当の出費になる。
現状、この温浴施設の料金は、上述のとおり、ナイター開始日は11:00~14:00までが2,500円。16:00~試合終了まで5,000円。16:00~18:00までの時間帯で価格を設定してほしいところである。
なかなか面白い施設なので、1度は行ってみてはどうかと思うが、リピートするかと言われるとちょっと微妙かなと思ったりした次第である。