安いという理由で買うと後悔することが多い理由

昨日のこのブログの記事で、ほしいカメラがあるということを書いた。
正直なところ、そのカメラがほしいのであって、それを使って動画を撮りたいという気持ちが強いわけではない(もちろん撮りたくないわけではないが、撮影したい動機よりもモノがほしいという動機が上回っている)。
 
そんなこともあって、買うか買わないかの踏ん切りがつかず、日々YouTubeの関連動画を見る毎日となっているのだが、だったらもう少し安くなってから買うのがいいのではないかと頭をよぎった。
前のモデルはかなり安くなっているし、同社製のちょっと前に出たカメラもセールで安くなったりしている。どのくらい待てばいいのかはよくわからないが、安くなってタイミングで買えばいいのではないかと思いだした。
 
しかし、その考えは間違えであることに、少し考えて気づいた。なぜ、安くなってから買ったのではいけないのか。
 
その理由は2つ。
1つは、安くなったからという理由で買うと、そのときはその商品の熱量が下がっていて、結局使わなくなってしまう可能性が高まるから。
昨日のこの記事でも書いたが、買い物全般において、少々高い買い物でも、使用頻度が高ければそれはいい買い物なのである。逆に、少々お買い得だったとしても、使わなければ、その買い物は失敗と言っていい。
となると、安くなるまで待つことで、買った後に使わなくなる可能性が高くなるのであれば、失敗の買い物になる可能性が高い。
もちろん、安くなったときに、そのときほしいかどうか再確認すればいいのだが、値引き額(率)のほうに目が言ってしまって、お得な感覚になり、買ってしまうなんてことはよくあったりする。しかし、そのとき本当はもうそこまでほしいものではなくなっていることもよくあり、結局使わないなんてなりがちである。
結局のところ、アメトーーク!チュートリアル徳井義実が言っているように、買いたいときが買い替えどき(買うとき)なのである。
 
もう1つは、安くなったときに買うと、その商品の所有感が下がってしまうリスクがあるから。
日用品を購入するのであれば、できるだけ安く買うのが正解だと思うが、こういったちょっとお高めの電子製品やブランド品を買うときに、セール品を買ったりすると、その商品に対する愛着というか所有感が微妙に下がってしまうことが、私の場合ままある。
だからといって、使わなくなるというほどのことではないのだが、ちょっとした値下げのために、せっかくの所有するものへの思い入れが低くなってしまうのは、逆にもったいないと思ったりすることがある。
今回のカメラがそれに当たるのかどうかは、実際にそのタイミングで買ってみないとわからないが、そのリスクがあることは認識しておいてもいいかもしれない。
 
そんなこんなで、安くなるタイミングまで待つのはあまり得策ではないと考えたわけである。
とはいえ、まだ今のタイミングで買うかどうかを決めたわけでもない。正直悩んでいる時間がもったいないとは思いつつも、こうやって買おうか買うまいか悩んでいる時期が一番楽しかったりもするので、もうしばらく検討してみたいと思う。
 
ということで、安くなるタイミングまで待てばいいってもんでもない、という話でした。

 

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