今日で8月も終わりということで、まだまだ暑さは続くであろうが、いったんの区切りということでどのくらい暑かったか、私の感覚でまとめておきたいと思う。
毎年夏は暑いのだが、ここ数年はその暑さが一段と増しているように感じる。ただ、それでも、年によって暑さがどのくらい続くかは異なる。私が経営する会社では工場をもって運用しており、熱中症防止は毎年の課題となるので、どのくらい暑さが続いたかを忘れないうちにメモしておこうというのが目的である。
まず、私が住んでいる西日本は5月に梅雨入りと、例年より1ヶ月近い早さであったが、梅雨入り直後は雨が降るものの、それ以降は例年通り6月中旬くらいから梅雨らしい天気になったと記憶している。
梅雨明けは例年通り7月中旬。7月末からはかなり暑くなってきた。
ちょうどオリンピックの開幕あたりから気温も上がって、最低気温も高く、熱帯夜で寝苦しかったのを覚えている。
しかし、オリンピックも終わると同時に台風が来て、それ以来気温はぐっと下がる。あわせて、大雨が続き、お盆の時期はどこにも出ることができず引きこもっていたのを思い出す。
その後、8月下旬からは暑さは戻るも、いわゆる猛暑日になるほどの日はなかった。
これから9月いっぱいくらいまでは暑さは続くだろうが、最高気温は30℃前後くらいが上限で推移しそうである。
と、こんな感じだったと記憶しているのだが、ここから考察というか思ったこととして3点挙げたい。
1つは、今年も暑いという印象ではあったが、猛暑日近くなるような暑さは、オリンピック開催期間中の2週間くらいだったということ。
もちろん、真夏日でも十分に暑いのだが、猛暑日くらいになるのは思っているより長くなかった。もっとも、東京あたりでは先週(8月最終週)は猛暑日近くまで気温が上がっており、局地的には35℃を超えるところも多かったので、これには地域差があるのだろうが。
ただ、それがずっと続いていたわけではないというのも事実で、私の記憶では2018年は1ヶ月以上(2ヶ月近く)猛暑日が続いていた印象があるのだが、こういう年はさすがに稀なんだろうなと感じた次第である。
2つ目は、熱帯夜だからといって寝苦しい期間はそれほど長くないということ。
これも期間的には上述のオリンピック期間中くらいが、暑くて寝苦しかった。その後も最低気温が25℃を超える日もあったが、空気は少しひんやりして以降寝苦しいということはなかった。
夜の寝苦しさというのは、気温だけでなく多分に湿度に影響される。気温と湿度の両方が高くなったときに寝苦しさを感じるわけだが、今年に関しては7月末から8月初旬の2週間くらいであった。
私はエアコンをかけて寝るのがちょっと苦手なので、こういう寝苦しい期間は、汗びっしょりで朝起きるのだが、そこまで暑い日は数字であったと記憶している。
夏はずっと寝苦しいという印象があるが、その期間はせいぜい10日から2週間くらいで、その間だけ我慢すれば乗り切れるのである。
3つ目は雨が降ると気温はそれほど上がらないということ。
これは当たり前のことかもしれないが、今年の8月は雨が多く、この期間は比較的涼しかった。そう考えると、今年はこの雨の期間が長かったために、例外的に涼しい期間が長かったとも言える。
正直、暑さも大雨も勘弁してほしいところが、どちらかに大きく振れてしまうのがここ近年の天気の特徴なのかもしれないし、暑い期間が短かったから良かったとは一概には言えないと感じた。
以上、まだ暑さは続くだろうが、いったんこの夏の暑さと気候について思ったことをまとめてみた。
ニュースでは最高気温更新とかいう話題が多いので、夏はずーっと暑くて我慢できないような印象があるが、ちょっと気温や暑さに意識を向けてみると、大まかな印象とは違うことが多いと感じたという次第である。
とはいえ、9月までは暑さは続くので、あと1ヶ月は熱中症に注意していきたいと思う。
ということで、今年の夏は印象ほどは暑くなかったのではないか、という話でした。