巨人の阿部監督が逮捕されたというニュースが流れて、最初これは何のことだ、と困惑した。
私は生まれてこの方カープファンで、いわゆるアンチジャイアンツ。阿部監督自身にも思い入れはないし、むしろいいところで打たれた印象のほうが強い。
ただ、そんな嫌いな巨人の監督の話ではあるのだが、阿部監督とは同年代であり、同じく子どもを持つ親としては、今回の件はいろいろと思うところがあったので、整理しておきたいと思う。
今回の事案、阿部監督の娘が喧嘩して、それを仲裁というか叱って手が出てしまった、それを上の娘が児童相談所に連絡し、警察が動いて逮捕に至ったというもの。
このニュースが出だした最初のころは、児童相談所案件ということで、前から似たようなことがあったのではないかという憶測が流れたが、どうやら初回であっても今回のように警察に通報し、逮捕につながるようなことあるとのことだった。
暴力の是非についてはここでは言及しないし、上の娘がどのように児童相談所に相談したのかはわからないのだが、その後の一連の流れは、みんなが通常通り動いた結果であり、しかし誰も得しない形での幕引きとなってしまったとは思う。
そういった一連の流れについてはいろいろな人が言及しているし、詳しくもないので、ここではこれ以上触れないが、私が身につまされたのは、私自身もブチ切れてしまうきっかけは、たいてい子どもの兄弟喧嘩が多い、ということ。
ここ最近の自分の言動を振り返ると、何か声を荒げたりするのは、そのほとんどが子どもたちの喧嘩や子どもの口ごたえがきっかけ。それも疲れていたり、仕事でストレスや嫌なことがあったときは、ちょっとした子どもたちのやり取りで、怒りを爆発させてしまうことが多い。
要するに、日ごろのストレスや不機嫌の種があるところに、子どもの喧嘩という着火剤があると、親の爆発につながりやすいのではないかと、今回の件を見て改めて感じたわけである。
阿部監督の場合、直前の阪神3連戦で3連敗。機嫌がいいはずがない。そんなときくらい、ちょっと気を使ってくれよと思っていたのかもしれない。それなのに姉妹の喧嘩が目に入って……。と想像してしまう。
姉妹の喧嘩自体が原因というよりも、その前のストレスが溜まっていて、そこに姉妹の喧嘩がきっかけとなり、感情が外に出てしまったのだろうと推測するわけである。
私自身は子どもが生まれてからその育児も含めて、感情を露わにすることが多くなった自覚がある。それまでもそれなりに仕事でストレスがあったと思うのだが、それに子どものちょっとした腹の立つ言動や子ども同士の喧嘩があったりすると、それが引き金になり、感情を抑えられなくなるときがあったりする。
そういう意味で、今回の阿部監督の件は同情する部分があるし、一方で自分も子どもたちの言動というきっかけで感情を左右されないようにコントロールしないといけないなと思った次第である。
ということで、親が感情的になるときのきっかけは子ども同士の喧嘩が多いのではないか、という話でした。