【WBC】決勝トーナメント展望

WBCの1次ラウンドが終わった。日本は全勝で1位通過。ここから舞台はアメリカに移り、決勝トーナメントが始まる。

その決勝トーナメントだが、日本は(勝ち進めば)4日間で3試合を戦うことになる。

ここではここから3試合がどうなるのか、簡単に展望してみたいと思う。

 

まずは先発から。

1次ラウンドから決勝まで7試合あるわけだが、1次ラウンド最後のチェコ戦は当初から消化試合的な展開が予想されたので、先発は3枚必要で、それぞれ1次ラウンドと決勝トーナメントで1試合ずつ投げるということになる。山本由伸が1次ラウンドの初戦に投げて、おそらく準々決勝での先発になるだろうから、あとは準決勝と決勝をどうするか。

順当に行けば、1次ラウンドの2試合目、3試合目に先発した、菊池と菅野が、それぞれ準決勝、決勝での先発か。ただ、菊池は結果がイマイチということもあり、どうするか。準決勝に菅野をもってきてもいいのではないかという意見も出ているが、私はそのまま菊池に投げさせるのではないかと予想。打者と違い、調子の良し悪しは早めに判断できるだろうから、ダメなら早めの継投でしのぐしかないと、監督は考えているのではなかろうか。

 

ところで。前回と大きく違うのが、前回は準々決勝まで東京での試合だったのに対して、今回は準々決勝からアメリカとなり、準々決勝と決勝が中2日しかないということ。50球以上投げた投手は中4日空けないといけないというルールがある中で、前回は準々決勝で先発の大谷が決勝でも投げることができたが、今回は準々決勝先発するであろう山本由伸は(おそらく)それ以降で投げることができない。今回は前回大会と違って、投手がかなり見劣りすると思うのだが、残りの2試合をどうやりくりするか、井端監督にはかなり難しい采配が待っていると思われる。

 

一方で打者のほう。投手陣は、前回大会に比べると見劣りするだけでなく、出るピッチャーが全員調子がいいということは考えにくいので、失点はある程度計算に入れておかないといけず、その失点を上回る得点ができるかどうか、いわゆる打撃戦の試合展開が予想される。そうなると、打撃好調なメジャー組が打てれば面白い展開になるが、仮に抑えられるようなことがあると、かなり苦しい展開になるだろうし、一方的にやられることも十分あり得る。その中で近藤を使うのかどうかが悩ましいが、前のこのブログでも書いたように、周東を使うのではないかと予想しておく。

 

日本の実力を考えれば、決勝トーナメントの3試合は、仮に10回試行できるとして、2勝1敗は7~8割くらいのかなり高い確率で実現できそうだが、3連勝となると、その確率は1~2割くらいのかなり低いのではないだろうか。

あくまでも優勝を目指すということであれば、打線のほうは相応のリスクをとらないといけないと考えるべき。日本国民からするとWBCは勝ちを使命づけられている部分が大きく、どうしても保守的な采配になってしまいがちだが、今回はとくにどこかで勝負にいかないといけない場面が出てくると思われる。それをどこで切ってくるのか、監督の選手起用に注目したいし、どこかでリスクは負ってほしいと思う。

 

ということで、決勝トーナメントも打ち勝たないといけない、という話でした。