分割キーボードになれると、普通のキーボードが使えなくなる

先日、このブログで、「Cornix LP」という分割キーボードを買ったということを書いた。これまでの外付けキーボードを比べて、分割式、40%のキー数、カラムスタッガードという大きな3つの違いがあって、それぞれで使う前のイメージと実際に使ってみての感想についてまとめてみた。

 

その後、1週間くらいこのキーボードを使っているのだが、その中でどうイメージというか実感が変わってきたか、ここにまとめておきたいと思う

ここでもそれぞれ、形状(分割式)、キー数(40%タイプ)、キー配列(カラムスタッガード)の順番で、整理をしてみたい。

 

1.分割形状

これは当初から問題ないと思っていたし、使ってみた後でも問題もなかった。ただ、肩が開いた状態で入力できるので楽である、という事前の触れ込みはあまり感じなかった。しかし、このキーボードを使ってから、通常の(分割していない)キーボードで打つと肩が丸まっているのがよくわかる。なんと言っていいのか難しいのだが、なんかキュッとこじんまりした感じになってしまい、身体にすごい負担になっているように感じるのである。分割式のキーボードは楽であることが、普通のキーボードと使い比べて実感することになった。

私は慢性的な背中の痛みがあるのだが、これは(通常の)キーボードが原因ではないかと思えてきた。そのくらい違いを感じる。今後、このCornix LPを使い続けて、背中の痛みがなくなるのかどうか確認してみたい。

 

2.キー数

キー数が少ないことで、数字キーがなく打ちにくいのだが、ここは慣れの問題だろうか。まだ慣れていないが、これは時間が解決してくれるような気がしている。キーマップの変更で、テンキーのような配列のレイヤーをつくったので、これを活用していきたいと思っている。

ただ、このレイヤー機能、現状レイヤー0含めて4つのレイヤーで運用しているが、どれがどこのレイヤーだったかを確認しながら入力している。無意識にできるようになるにはまだまだ時間がかかりそうだが、とりあえず入力自体は問題なくできている。

一方で、普通のキーボードに戻ると、逆にキー数が多すぎるというか、キーボード全体が広いように感じる。とくにEnterやBackspaceまでの距離が長く、Cornixの感覚で他のキーボードのEnterやBackspaceを押そうとすると、そこまで届かず間のキーを打ってしまうことが多い。ミニマムなキー数に慣れると、キー数の多いキーボードに戻ったときに苦労することになることに気づいた。

 

3.キー配列

このCornix LPは、カラムスタッガードと呼ばれる縦ずれしたキー配列をしている。一般的な横ずれしているロウスタッガードとは異なるのだが、当初はそこまで問題にならないだろうと思っていた。しかし、実際使ってみると誤入力がかなり増え、これを使いこなすには相当な時間がかかるだろうと思っていた。いや、一生使いこなすことはできないんじゃないかと思ったくらいである。

しかし、実際に使い続けると、指も適応するらしく、1週間もしないうちに慣れてきた。これまでは感覚的に指を使ってきたが、カラムスタッガードだと基本指は縦にまっすぐ動かせばいいのに、慣れれば楽なような気もしてきている。

余談だが、大学生になったくらいのときにコンタクトレンズを使い始めたのだが、このときなかなかレンズが目に入らず、自分はコンタクトレンズは使えない人間なんだと思ったことがある。このときも数日で慣れたのだが。

で、慣れたのは良かったのだが、これも通常のキーボードに戻ったときに弊害がある。カラムスタッガードに慣れると、今度はロウスタッガードのキーボードが打ちにくい。これは、上述したキー数の変化も影響しているので、どちらの要因が大きいのかまだわかっていないが、どちらにしても通常キーボードでは誤入力が多く、打ちにくくて困っている。

 

こんな感じで、思ったよりも早く、この分割式40%キーボードに慣れてきたのだが、その反作用で一般的なキーボードが使えなくなってきている。

つい最近まで、キーボードは気分によって使い分ければいいやと思っていたのだが、どうもそうはいかないらしい。分割キーボード(かつ40%、カラムスタッガード)になれると元には戻れないような気がしている。ちょっとこわいのだが、それでもこの快適さに慣れると後戻りができないし、したくないと思っている自分がいる。分割式40%キーボードがキーボード沼の最終系なのかもしれない。沼にはまり込んでいる自覚を持ちながら、このキーボードを使いこなしていきたいと思う。

 

ということで、早くも分割キーボードに慣れてきたが、もう元には戻れないのかもしれない、という話でした。

 

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