上の娘が10歳の誕生日を迎えた。
いざ10年経ってみると早いのだが、振り返ってみるといろいろあったなと感慨深くなる。
第一子ということもあり、良くも悪くも丁寧に扱ってきたこともあり、乳児のころはなかなか寝ついてくれず大変だった。夜中泣き声が聞こえるとすぐに起きて、抱っこ紐に入れてあやす。ようやく寝てくれたと思って布団に寝かせると、背中にスイッチがあるかのようにまた泣き出す。下の息子のほうは、こちらは良くも悪くも雑に扱っても大丈夫ですぐに寝てくれたので、その対比が面白いなと思ったりはするのだが、幼稚園に入るまではかなり長かったように記憶している。
幼稚園に入ってからも、下の子が生まれたり、コロナが重なったりもあって、バタバタしたなという印象。弟と5歳離れていることもあり、今でも一人っ子気質が抜けておらず甘えん坊だが、当時は土日とかはいつもいっしょに出かけていたこともあって、時間の流れはゆっくりだったなあという印象。
これが小学校に入ったあたりから、急に時間が早くなったように感じる。おそらく単純にいっしょにいる時間が徐々に減ってきているからだと思われるが、この時間感覚の違いは興味深い。
今、娘は小学4年生、下の子は幼稚園の年中だが、娘の1年と息子の1年だと、同じ1年なのに息子のほうが圧倒的にゆっくりに感じる。5歳差なのだが、息子が幼稚園を卒園するより先に、娘が小学校を卒業するのではないかと思うほど。
ジャネーの法則では、歳を取るにつれて、感覚的に時間が短くなると言われるが、子どもに対しても同じことが言えると思う。娘との1年より、息子との1年のほうは長く感じるのである。
これは上の子と下の子との違いということではなく、子どもも成長するに従って、その時間が短く感じるというもの。感覚的には幼稚園の3年間と小学校の6年間が同じくらいか。
おそらく今後中学・高校と進学するに従って、子どもの成長の時間が短く感じると思われる。私の予想では、中高6年間が小学校6年間の半分くらいに感じるのではないだろうか。感覚的には3年ごとに時間感覚が半分になる感じ。
仮にこの3年ごとに時間の間隔が半減するというか倍の早さになるという感覚が正しいとすると、子どもが18歳になるまでの子育てにおける時間感覚の比率は、最初の3年間が42%、幼稚園の3年間が21%、小学校の6年間が同じく21%、中高の6年間が11%となる。
となると、娘のほうは子育てはもう8割方終わっていることになるし、息子のほうも半分以上が終わっていることになる。
息子が18歳になるのは、あと13年後でまだまだ子育ては終わらないなと思っていたのだが、思っていたよりも早く終わってしまうのかもしれない。
そう考えると、1回1回の誕生日は大事だし、とくに娘のほうは今までのように甘えてくる時間がもうほとんどないのかもしれない。それはさびしいことであり、喜ばしいことではあるのだが、それでも今の時間を大事にして、子どもたちと向き合っていくことを忘れないようにしたいと思った次第である。
ということで、娘が10歳の誕生日を迎えた、という話でした。