この週末、フルマラソンの大会に参加してきた。都合10度目のフルマラソン挑戦。
10回目とは言うが、そのほとんどは最後は歩いてのゴールで、きちんと最後まで走ってゴールできたのは、去年の同大会が初めてで、その大会でこれまた初めて5時間を切ることができた。私は2年後の50歳までにフルマラソンでサブ4という目標を掲げて練習をしているのだが、今回は4時間半切りを目標に設定。ここ数年使っている、スタート近くのホテルに泊まって、万全を期して当日を迎えた。
ホテルからスタート地点までは目と鼻の先なので、8:30スタート、8:15スタートゲート締め切りから逆算して、8時すぎに荷物を預けてホテルを出る。ここでバタバタしなくていいのはほんと助かる。一昨年は、スタートゲート締め切りに間に合わず、最後尾からのスタートとなったが、そういった失敗は回避して、無事ゲート通過。余裕をもってスタートすることができた。
スタートして最初の数kmはどの大会でもそうだが、混雑でペースを上げることができない。今回も7分/kmのペースで入る。5kmくらいからその混雑もなくなり、普通に走れるようになり、徐々にペースを上げて6分から5分後半くらいで推移。10kmあたりで膝にちょっと違和感があるのに気づくが、そのまま20km前あたりまで進んだ。
30kmくらいまでそのペースで走れば、あとはどうにか粘ってゴールできるぞと思っていたが、やはりそんなに甘くない。25km前くらいから股関節に痛みが出て、ふくらはぎも張ってきて、30km過ぎから走れなくなってしまった。
32kmあたりで4時間半のペースメーカーに抜かれて、そのあとはもう追いつけず。それでも残り5kmあたりから、かなり遅いペースではあるものの走り出して、そのまま一応走ってゴール。結果としてはどうにか5時間をちょっと切るタイムだった。タイムとしては、去年よりも遅く、1年間何をしてきたんだろうと残念な結果になってしまった。
振り返ってみて、去年との比較も含めて、反省点をメモしておきたい。
まず、1週間前の過ごした方としては、木曜に軽めではあるものの筋トレをしたのが良くなかったか。この影響がどこまであるかはわからないが、前日にも少し筋肉痛が残っていたので、多少はあるかもと。私くらいのペースで走るのであれば問題ないと思っていたが、微妙に影響した可能性は否めない。レース前1週間は休むことに専念すべし、ということを覚えておきたい。
あと、これが一番大きな失速の原因だと思っているのだが、それは目標を4時間半にしたといいながら、あわよくば4時間も狙いたいという下心が出てしまった。4時間半でいいのであれば、前半6分ペースで行けばいいのだが、ここで欲張って5分台で行って、後半余力があればペースアップして4時間も行けるかもしれないと思っていた。これが間違いで、きちんと4時間半を狙いに行くべきだった。
加えて、途中できちんとペースダウンできなかったことも敗因の1つか。それでも25kmあたりで4時間半を意識してペースを落としておけば、最後まで走りきれたかもしれない。確かに股関節に痛みが出ていたのだが、それは去年も同じだった。ここでしっかりペースダウンして、遅くても走り続けていれば4時間半は達成できたかもしれないが、中途半端なペースで走ってしまい、その後の失速というか歩いてしまう事態につながってしまった。
次回に活かすとすれば、一足飛びに4時間を目指すのではなく、きっちり4時間半を達成してから改めてサブ4を目指すということか。次回は来年2月にフルマラソンの予定があるので、そこまできっちり練習をして、そして欲をかかずにまずはクリアすべき目標を超えたいと思う。
ということで、フルマラソンの大会に出たけど、去年よりもタイムを落としてしまった、という話でした。