10月でも熱中症の危険性があることを実感した話

先週末、息子の幼稚園の運動会があり、観に行ってきたのだが、当日は結果的には真夏日となる暑さ。今回の運動会は、年少と年中・年長の2部で、両方を午前中で終わらせるという構成で、それぞれの所要時間はだいたい1時間半から2時間程度ということで、観覧する時間こそ短かったのだが、それでもかなり暑かった。10月ももう中盤にも関わらず、まだこんな暑さになるのかちょっと驚いた。

 

そんな運動会だったのだが、後から思えば場所取りがあまりよくなかったか、直射日光にさらされる時間が長く、加えて終了後に撤収の手伝いをそこそこ長い時間やったこともあって、結果的に軽い熱中症の症状が出てしまった。

 

午前中の運動会とは言え、かなりの暑さだったこともあり、当然のことながら日陰が人気。逆に日向であれば、人が少ないので、そこに陣取って、スマホのカメラ片手に息子の勇姿を見ていた。それでも、合間には日陰に退散してはいたし、スポーツドリンクも適度に飲んでいたので問題ないと思っていた。

ただ、終了後に撤収の手伝いをして、備品を幼稚園まで持って帰り、そこで帰れば良かったのだが、その備品の片づけを頼まれて引き受けてしまったのがよくなかったか。片づけを手伝うこと自体はもちろん協力したいのだが、室内でそこそこ長い時間、水分補給せずに、ずっと下を向いて行う細かい作業がよくなかったようで、やっているうちに頭痛が出てしまい、結果的には終日頭痛に悩まされることになった。

 

その日は夜に大学時代の友人と食事の約束をしていたのだが、直前になっても頭痛が取れないので、家にあった経口補水液を摂取。経口補水液がおいしいと感じたら、脱水症状になっているとよく言われるのが、まさにおいしいと感じる状態。冷蔵庫にあったものをすべて飲んで出かけたのだが、今思えば、経口補水液ももっと早く飲んでおけば良かった。

 

当初は、その友人との食事では、1~2杯くらいビールを飲んで、その後はノンアルコールの飲料に変えようと思っていたのだが、それもできないくらい頭痛が続いたので、断りを入れて、最初からの炭酸水に。途中までは頭痛が消えなかったのだが、炭酸水効いたのか、経口補水液効いたのか、終盤には頭痛は消えて事なきを得た。

 

ただ、まさか10月に、軽度とは言え、熱中症になるとは思わなかった。振り返ってみると、予防の観点でも、対処の観点でも、反省点はいくつかあるのだが、大きな問題にならなかったのはよかったが、熱中症のこわさを再認識した次第である。

 

うちの会社は工場を運営していることもあり、熱中症については啓蒙活動もかなりしてきて、今年は熱中症0で推移していて、10月に入って一安心と思っていた。しかし、まだもう少し油断をしてはいけないなと実感した。

天気予報を見ると、今週いっぱいまでは20℃台後半の最高気温になる模様。来週になると、25℃を下回るようなので、ここまでは熱中症対策をしっかりやっていきたい。

 

ということで、熱中症は最後まで油断してはいけない、という話でした。