先週末、息子の幼稚園の運動会を見に行ってきた。
10月も中旬というのにかなりの暑さ。当日は真夏日ということで、運動会自体は午前中に開催されたが、それでも日陰でないと直射日光がきつかった。
今回の運動会は、年少と年中・年長の2部制で、両方を午前中で終わらせるという構成。それぞれの所要時間はだいたい1時間半から2時間程度ということで、観覧する家族からすると楽だった。コロナも経て、このあたりはかなり効率的な時間の使い方になってきているなと感じた。
さて、運動会での息子の様子について。
去年、年少のときは、息子は運動会に出るのを嫌がり、かけっこはスタートラインに立つものの、スタートしてすぐに立ち止まり、先生に抱っこされてのゴールだったし、ダンスでは入場すら拒み、こちらも終始先生に抱っこされたままだった。
そんな感じだったので、今年はどうなるか、心配が半分、一方で様子を見ていたら問題ないだろうという思いが半分での観覧となった。家を出るときもいつも変わらず、幼稚園にも普通に行ったのでたぶん大丈夫だろうと見送った。
で、始まってみると、最初の入場も駄々をこねてる様子もなく一安心。ただ、背が低いのに、一番後ろからの入場。先生が心配してそこに配置したのか、本人がそこがいいと言ったのかはわからないが。
年中のプログラムは、かけっことダンス。まずは去年走りきれなかったかけっこだが、去年のことは何も覚えていないかのように、先生に名前を呼ばれて元気に挙手して返事をして、普通にスタート。4人で走るところ、1人が欠席で、3人でのレースだったが、中盤から2位をキープ、最後追いつきそうだったが、届かずそのまま2位でゴール。スマホでビデオを撮りながら、思わず声をだして応援して、カメラがブレてしまったのはご愛嬌か。
ダンスのほうも、問題なく入場して列に並び、みんなと踊っていた。途中でフォーメーションが変わる場面でもとくに変わった様子もなく移動して最後まで踊りきった。途中で、こちらが去年のことを思い出して泣きそうになってしまった。
そんな感じで、問題なく運動会が終わり、うれしく思った。終了後、先生からは良く頑張りましたね、と言われて、うれしいと思いと、このくらいは普通にできますよという思いと交錯したが、まあよかったか。ただ、後から聞いた話では、運動会の練習をはじめた当初、やりたくないと言っていたらしく、先生を困らせていた模様。ASD的なこだわり症なのか、ただのわがままなのか、まだよくわからないが、引き続きよく様子を見守っていきたいと思う。
ということで、運動会で息子の成長を感じることができた、という話でした。