今日2025年9月8日の未明に、皆既月食を観測できるということで、夜中起きて見てみた。
もともと、今回月食があることを私は知らなくて、娘(小学4年生)が宿題で月食を観測してレポートするように言われたのがきっかけ。このご時世に、こんな日曜夜から月曜にかけての月食を観測するような宿題なんか出すもんかなとは思いつつも、せっかく機会なので、それに付き合って見ることにした。
とは言え、ただ観測するだけでは面白くないし、メカニズムがわかっていないと意味がないと思い、めんどうくさがる娘にレクチャー。私も記憶があいまいなところがあるので、YouTubeで説明動画を見つけて、それを見ながら、こういうしくみで月食が起きるということや、日食と月食の違いなどを確認した。
月食は太陽・地球・月の順で一直線の並びになるときに起こる現象で、必ず満月の夜に起きる。満月だからと言って必ず月食になるわけではないが、月食になるのは満月だけということを確認。逆に日食は、太陽・月・地球の順で一直線に並ぶときに起きる現象で、起きるときは必ず新月のとき。
改めて理解すると、面白い現象で、昔の人はこれを見てどう思ったのだろうと想像してみたりした。
と、一応に知識を頭に入れた上で、夜寝る前に満月を確認。
スケジュールとしては以下のようになるとのことだったので、とりあえず2時ごろに目覚ましをかて、早めに寝ることに。
1:27ごろに部分月食開始(月が欠けて見える)
2:30ごろから皆既月食(月が地球で影になるが太陽の光の屈折によって赤く見える現象)が開始し
3:12ごろ食が最大に
3:53ごろ皆既月食終了
4:57ごろ部分月食終了
余談だが、こういったスケジュールも事前にわかるのはすごいなと思った。
2時に予定どおり起床。娘を起こして、月を確認すると、きれいに欠けていた。ここから2:30ごろには皆既月食が始まるとのことだったので、YouTubeのライブなんか見ながら待つことに。ただ、2:30前後から雲がかかりはじめて、月が欠けて見えなくなっているのか、雲で隠れているのかわからないままが時間が過ぎる。
YouTubeの解説やそこでのコメントを見ると、今回の皆既月食はかなり暗かったようで、雲は流れていったように見えたがどこに月があるかわからず、結局3時過ぎに寝ることにした。
皆既月食が見れなかったのは残念だったが、数年に一度の天体ショーに参加でき、個人的には楽しかった。また皆既月食に合わせて2:30とか3時に起きていたら、どこにあるのか確認できなかったはずで、そう考えるといいタイミングで起きてみることができたなとも思ってみたり。
娘は部分月食は見れたのだが、皆既月食は見れなかったので、それで月食が見れなかったと嘆いていたが、きちんと部分月食は見ることができたことは説明。それでも納得の行かない表情ではあったが。
次回の月食は来年の3月、そして次次回は2029年の元旦とのこと。そのタイミングで月食があることを覚えているかはわからないが、娘からまた見ようという要請があれば、いっしょに起きてみたいと思う。