カープ、新井監督迷走の7月

ちょっと前のこのブログで、カープが7月8,9,10日の阪神3連戦で3連敗(正確には2連敗した段階で書いた記事だが)して、これで今シーズンは終戦となる可能性が高い、ということを書いた。

 

この後も持ち直すどころか、敗戦を重ね、7月27日の段階で7月の勝敗は3勝14敗3分という成績。この段階で勝率は.176。去年の歴史的失速と言われた9月の成績が5勝20敗で勝率が.200。7月は残り3試合あるが、甲子園での阪神戦ということもあり、仮に3連敗すれば7月の勝率は.176となり、去年の9月よりも悪い成績となる(1勝2敗でも、去年9月と同じ勝率.200)。

ここ最近は、きちんとテレビで試合を見る気になれず、もっぱらスマホの速報アプリでしか見ていないのだが、この3連敗以降新井監督が迷走しているようで心配になってくる。

 

それまで一貫して選手を守るコメントしてきたが、メディアを通じて選手批判することが多くなったのがその1つ。

坂倉の怠慢走塁に対する懲罰交代や、玉村の序盤の大量失点など、選手を名指しして批判している。普段からそういうことが多い監督であれば、いつものとおりなだけだが、新井監督の場合はそうでなかっただけに、メンタル的に苦しいのだろうと推察する。

 

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もう1つ、こちらのほうが個人的に問題と感じるのだが、選手起用について。とくに内野の先発の選手起用。

7月は27日までで計20試合が行われたが、上述した阪神3連戦までの9試合と、それ以降の11試合で傾向が大きく異なっている。

前半9試合では、ショートのスタメンは矢野が7試合、小園が2試合に対して、後半11試合は小園が6試合、二俣が3試合、矢野が2試合となっている。

それにともなって、後半11試合はサードも羽月が5試合、二俣、林が2試合、上本・小園がそれぞれ1試合と、日替わりオーダーになっている。

 

今シーズン6月まではショートは基本矢野で固定、サード小園、セカンド菊池を軸に、ベテラン菊池を休ませながら、オーダーをやりくりしてきた。途中ルーキー佐々木が1軍に上がってきて、サードに入るようになり、さらにこのやりくりが難しいなと感じたのは、今になってはかなり遠い昔のように感じる。

 

個人的には、ショートは矢野で固定すべきだと考えている。確かに打率は良くないが、一時の1割台からは脱して、2割ちょっとで、首位打者が3割を切る打低の今シーズンにおいては、及第点ではないかと思うからである。

まあ、それでも矢野を見切ったと監督が考えるのであれば仕方ない(ちなみに、後半の11試合ではセカンド菊池がスタメンの試合も6試合と減っていて、打てない二遊間に嫌気が指したのか、それともチーム内で何かあったのか気になるところである)。ただ、それであればショートは小園で行くべきで、そこに二俣を入れたりするのはチグハグしすぎているように感じる。

上本のスタメンも考えられない。ユーティリティー枠で1軍に置いておくということであれば、まだわからなくもないが、このベテランをスタメンで使う意味がわからない。これを迷走と呼ばずしてなんと言えばいいのだろうか。

 

その他にも中継ぎの起用とかも、よくわからないのものが増えてきていて、選手たちも監督の採用が不可解になってきているのではないかだろうか。

戦力が揃わない中でこれまでやりくりをしてきたのはよくわかるし、その中でも軸がしっかりあったのがこれまでだったと思うが、その軸までが狂ってきて、もう修正しようがない、それが現在のカープのように見える。

 

私はこれまで新井監督が就任してから終始応援してきたし、基本的には支持してきたわけだが、現状見ると肯定できないし、このままだと今シーズンで退任したほうがいいと思う。

今に思えば、昨シーズンオフにベテランを切れなかったこと、矢崎を現役ドラフトで出してしまったこと、などなど今シーズンにつながるほころびがあったのかもしれないと思ったりもする。

 

現状、3位まで3ゲーム差と、クライマックスシリーズはまだまだあきらめる位置ではないのだが、最近の試合を見ていると期待しない方がいいと思っている。オールスター休みも終わってしまい、後半戦もスタートしてしまっている現状で、落ち着いて整理する時間もないのかもしれないが、新井監督には何を軸として、それ以外の何を変えていくのか、来季以降も見据えて考えてほしいなと思った次第である。

 

ということで、新井カープが迷走している、という話でした。

 

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