大阪万博雑感

今週は出張で東京と大阪に出たのだが、そのなかで大阪万博に行ってきた。今回の出張は採用の面接と展示会の視察が目的。大阪の展示会といえばインテックス大阪だが、万博会場もそこから近くで、うちの会社の材料も使ってもらっているパビリオンもあるということで、見に行こうとなった。ここではその感想を簡単にまとめておきたいと思う。

 

まずはなんといっても、目玉の木造の大屋根リング。これはすごかった。全長2,025mということだが、正直行くまではどのくらいの長さ・大きさなのかピンと来ていなかった。しかし、実際のものを見てみると、これはすごいと言わざるを得ない。屋根の上を1周まわってみたが、これだけで万博に行く価値はあると思う。また、屋根の下は陰になるため、これから暑くなる季節、ここで涼むのにもいいし、雨よけにもなる。

造りとしては、野球の球場であるマツダスタジアムエスコンフィールドに似た構造のようにも感じた。どちらの球場もコンコースをまわることができるが、これと同じようなイメージ。大屋根リングから地上に降りるエスカレーターがいくつもあり、球場のコンコースから座席に行くのと似ている。

万博は開幕までいろいろと批判も多かったが、人は実際に見ていないものを評価できないんだなと実感。万博に行ってみて、この大屋根リングを批判する人は少ないのではないだろうか。こういったものを造ろうとなった発想がすばらしいと思う。

 

一方で各パビリオンは、どこも行列で中を見るのは大変。今回はとくに予約もしていなかったこともあって、比較的空いている3つパビリオン見てきたのだが、正直なんてことないという感想。こういうと元も子もないが、これまでまったく見たこともないものを見れるという感じではなく、想像の範囲内という感じか。おそらくどこのパビリオンも似たようなものではないだろうか。あまり未来感を期待しすぎないほうがいいのではないかと思う。

ただ、各国建築物はすごい。万博は期限が決まっており、各パビリオンは仮設のはずだが、どこもかなりお金をかけているだろうなと感じた。まさに国の威信をかけているという感じ。変なものは出せないという意識がどの国にもあるのだろう。どういった意匠が施されているかを見るだけでも勉強になったし、面白かった。

 

ところで、見に行く上で注意点すべきことと感じたのは2つ。

1つは食事。価格帯は普通のものも多く、報道されているような高価格のイメージはなかった。ただ、どこでいつ食べるかは事前にリサーチして行ったほうがいいかと思う。今回は昼過ぎに入って、そこから大屋根リングを歩いて、気づいたら14時近くになっていたので弁当を買って食べたが、思ってた以上に食事をとれるところは多く、ゆっくり食べたかったなと思った。

 

もう1つは熱中症対策。この日は25℃を超える夏日で、5月とはいえかなり暑かった。大屋根リングの下はまだ涼しかったが、上を歩くと汗ばむ陽気。これからの季節、日射しがあるところでは傘や帽子は必須。スポーツドリンクも携帯してこまめな水分補給をしたいところ。真夏はもちろんのこと、暑熱順化できていないこの季節も注意が必要か。

ここ数年の猛暑を考えると、春・夏・冬の半年ではなく、秋・冬・春の半年で開催すればいいのにと思ったりもした。

 

そんなこんなで、個人的には非常に満足できたし、半年の会期で終わるのももったいないとも感じた。せっかくなので、近くに行く機会があれば、見てみることをおすすめしたい。

私自身、今後行く機会があるとすれば、夏休みに子どもたちを連れてか。ただ子どもがいると、行列は厳しいので、各所に置いてあるスタンプを押して回るスタンプラリーをするのかなと想像してみたり。また、水面が広がるスペースもあって、夜はそこでショーもあるようなので、夕方からの時間帯にも行ってみたいと思った。

 

ということで、大阪万博に行ってきた、という話でした。