ここ最近、うちの会社では採用活動を積極的に展開している。
地方の製造業ということもあり、いわゆる工場の現場で働いてもらう人材の採用も、全国各地で営業をやってもらう人材の採用も、両方必要となってくる。
地元には工業高校も多く、できれば新卒採用も積極的にやりたいところだが、地元の沿岸部コンビナートには大企業が多く、それらの企業がごっそり採っていく。最近では県外の大企業も、この工業高校を狙って採用を展開しており、その余波を受けて、これまで新卒一本だった大企業も中途採用を展開している。これまでは大企業は新卒、中小・中堅は中途という棲み分けができていたが、それも混沌としている。
営業のほうも大卒の新卒採用をしたいところだが、地元の国立大学に行くと、やはり都会志向の学生が多く、まだまだうちの会社の中身を訴求できていない現状。
高卒・大卒とも新卒採用はやりたいと思っているが、もう少し時間がかかりそうといったところ。
そんな中、中途採用を展開しているのだが、工場の人材のほうは、この採用難の中にあっては比較的順調に推移している。地元ではそこそこの規模の会社ではあることと、自分で言うのもなんだが、比較的ホワイトな企業だということもあり、それをハローワーク経由できちんと伝えてもらうことで、比較的タイムリーに採用できている。
一方で、営業の人材の採用については、まだまだ手探り状態。これまでも中途採用をやってきたが、ここ最近の採用難の中ではやり方を確立できていない。工場のほうは基本地元での採用となるが、営業のほうは全国各地での採用となる。これまでは、地元で採用して、都市部に赴任してもらう形だったが、この方法では間に合わないので、営業所のある地域での採用を行っている。
そんな中で足元、採用媒体を使っての採用活動を展開しているのだが、ありがたいことに応募自体はけっこうあって、それ自体は喜ばしいのだが、しかしながら入社には至っていない。内定を出しても、入社条件が合わないのである。
原因としては2つあって、1つはとくに都市部と地方の給与水準が違うこと。もう1つは、うちの会社の人事制度というか慣習的に低めの職位からスタートさせることが多いため、さらに給与水準が低くなってしまうことである。
後者のほうは、あくまでも慣習なので変えてしまえばいいのだが、現場からは、いきなり高い職位での採用は避けたいという意見。とはいえ、そんなことでは採用もままならないので、高い職位で採用したときのリスクをきちんと整理した上で、今後の方針を考えていかなければならない。
加えて、もう1つ営業職の中途採用で問題があって、それは、なぜ応募してくれたのか、その仮説がハッキリしていないこと。応募が多いのはありがたいのだが、何にに魅力を感じて応募してくれたのかがよくわかっていないので、また同じやり方をして応募があるのかどうかはわからないという問題。ここが明確になると、今後少なくとも応募数は確保できそうなので、早く見つけたいところである。
そんなこんなで、営業職の中途採用についてはもう少し試行錯誤が必要そう。今後も採用面接が続くが、仮説検証を繰り返しながら進めていきたいと思う。
ということで、営業職の採用で苦戦をしている、という話でした。