フルマラソン完走の感想

この週末、フルマラソンを走ってきた。
数えてみると、今回で都合8回目のフルマラソン大会の出場。これまでの7回は、一応すべて完走しているのだが、実態としては後半歩いてどうにかゴールといった感じで、まともに完走したことがない。だいたいが制限時間ギリギリでのゴールで、走る終わるたびに、フルマラソンはこれで最後にしようと思いながら、なんだかんだでダラダラと出場している。
 
今回は年初からキッチリ練習して、最後まで走りきりたいと思っていたのだが、7,8月はこの夏の猛暑で練習量がかなり減り、9月からはその分を取り返そうと思っていたら、諸々のイベントで疲れがたまり、10月はその疲れの回復や出張などを理由に、そこまで走ることができず。10月末は無理にでも少し走ろうかと思ったが、ここで疲れを溜めては本末転倒と思い、身体を休めることに注力することにした。
そんな感じであまり練習できなかったこともあったので、今回の目標は、最後まで歩かずに走りきってゴールすることと、はじめて5時間を切ることに設定することにした。
 
前日もちょっとした想定外のことがあり、現地入りしたのが21時前くらい。ホテルで遅めの夕食をとって、風呂とサウナに入って当日に備えた。
そんなこんなで不安の中で大会当日となった。
 
宿泊したホテルがスタート地点からすぐ近くということで、スタートのゲートが閉まる10分くらい前に出発。この時点での気温が15℃で、準備していたパーカーも必要なさそうだったので、ホテルに預けてスタート地点に向かった。
去年はスタートゲートが閉まる15分前に到着できず、最後尾からのスタートとなったので、その反省を活かし時間通りに到着。マラソン中に聞くつもりだったAudiobookをセットし、ストップウォッチを確認してスタートした。
 
最初の5kmは集団の中で遅めのペースでスタート。5km過ぎあたりから集団もバラけてきたので、少しペースを上げて15~20kmあたりまで快調に走ることができた。
ここまでのフルマラソン大会はだいたい20km付近で膝が痛くなり、そこから走れなくなり歩いてゴールという流れだったので、どこで膝に来るか心配しながらの走りだったが、20km、25kmと走り進めても膝に痛みが来なかった。ただ、このあたりから臀部に疲れが溜まっている感じがして、さらに股関節に少し痛みが出ることに。しかしながら、膝は大丈夫だったので、走り続けることができた。
30km過ぎると、股関節の痛みが強くなるも、まだ膝は軽い痛みがあるくらい。ちょっと歩きたくなる気持ちを抑えて、残り10kmもペースを落としながらも走り続けることができ、目標どおり、最後まで走ってのゴールとなった。
タイムもはじめて5時間切りで、満足な結果で走り終えることができた。
 
上述のとおり、今回で8回目のフルマラソンだったのだが、はじめてマラソン大会に出たと胸を張って言える走りだった。これまでは一応完走したものの、半分くらい歩いていたので、完走と言うのを躊躇われたが、今回は完走したと言ってもいいかと思う。
一方で、最初の5kmでペースが遅すぎたことなど、改善の余地があるとも感じている。そんな次を見据えた感想をもったのもはじめてで、早くも次回の大会に気持ちが向いている。
 
そんなこんなではじめての「完走」。次回は4時間半を切るべく、もう少しペースを上げて、練習をしていこうと思っている。
 
ということで、フルマラソンで完走できた、という話でした。