かなりの猛暑だった8月が終わり、9月に投入。
9月に入っても当然のように暑いのだが、それでも朝晩は少しは涼しくなってきた。
去年(2023年)はかなりの暑さで、ここ数年の猛暑と比べても一段暑さが上がったという感じがしていたが、今年はさらにそれを上回る暑さだったように思う。
では、実際どのくらい暑かったのか、私の住んでいる地域の気象庁のデータを元に確認してみたいと思う。
まずは、8月の最高気温の平均の推移。過去10年分のデータを見てみたい。
2015年 30.5℃
2016年 33.2℃
2017年 33.2℃
2018年 33.7℃
2019年 31.5℃
2020年 33.6℃
2021年 30.5℃
2022年 32.7℃
2023年 33.4℃
2024年 34.4℃
こう見ると、2016年あたりから33℃台が当たり前の感じになってきている。その前にも2010年が33.7℃だったりしたことはあるが、このあたりから33℃台以上が状態化しているように見える。
そんな中でも、今年は去年よりさらに1℃上昇。そりゃ暑いわけである。
続いて、猛暑日日数。
2015年 0
2016年 3
2017年 2
2018年 7
2019年 3
2020年 8
2021年 2
2022年 0
2023年 7
2024年 16
猛暑日の日数を見ると、今年の暑さが一目瞭然だろう。
気象庁のデータなので、日陰の気温のはずなので、実際の気温を見れば、この倍くらいの日数が最高気温35℃以上だったと見てもいいと思うが、そう考えると今年はほぼ毎日が猛暑日だったと言っても過言ではないだろう。実際は、月末に台風の影響で雨が降った日以外は、猛暑日でなくても35℃近い最高気温だった。
最高気温の平均だとその暑さを実感しにくいが、猛暑日の日数だとわかりやすい。この日数がその年の暑さを示す指標としては適切なのかと感じた。
最後に、熱帯夜の日数。
2015年 0
2016年 12
2017年 14
2018年 22
2019年 13
2020年 18
2021年 6
2022年 20
2023年 20
2024年 24
こちらも、ここ数年から見てもやはり多い。ほぼ毎日熱帯夜という感じだった。
それもあってか、これまでは夜にクーラーをかけてもタイマーで消していたが、今年は朝までつけっぱなしの日がほとんどだった。寝る段階で30℃近く、夜中になっても28℃といった感じで、タイマーをかけて途中でクーラーが切れると暑さで起きてしまうことがしばしばあった。
と、こんな感じで、数字で確認してみても、やはり今年の暑さは異常だったと言わざるを得ないだろう。
ただ、今後はこの異常が通常になっていくのだろう。この程度の暑さは当たり前のものとして受け止めていくしかないのかもしれない。
ということで、今年の暑さはデータ上でも確認することができた、という話でした。