今年の夏の我が家の一大イベントだった、一週間車で日本縦断から戻って早3日。
すっかり元の生活に戻ってしまった感はあるが、忘れないうちに今回の旅行で感じたことなどをメモしておこうと思う。
今回の旅行は、日本縦断といっても、本州の西の端の山口から長野まで行って帰って来るというもの。
行きは、山口から京都(といってもほぼ滋賀)、富山、群馬の草津温泉を経て、メインイベントの大学の同級生家族とのキャンプを行った長野軽井沢へ。帰りは、軽井沢にもう1泊して、そこから大阪を経て山口に戻ってきた。
6泊7日だったが、前後の2日、計4日間はほぼ車移動みたいなものだった。
まずはこの車移動について。
下の子がまだ4歳前ということもあって、今回に関しては車での移動は正解だったように思う。なんだかんだでプライベート空間が確保され、少々騒いでも問題ないのは気が楽。
今回は1日6時間を超える運転も多かったが、まだこのくらいであれば体力的にもいけることも確認できた。
ただ、時間を有効に使うことを考えると、車移動の時間はあまり生産的とは言えない。今回は目的地が決まっていたらから仕方がなかったが、車移動するにしても、もう少しいろいろなところを見て回れるような旅程を組みたいし、下の子がもう少し大きくなれば新幹線や飛行機での移動の旅行なんかもしてみたいと思った。
続いて、食事について。
うちは子どもたちが基本食べないので、食事についてはちょっと苦労したというかストレスになった。
せっかく食べに出ても、食べたいものがないと言われたり、コンビニがいいと言われたり。娘があまりにも不機嫌そうに食べたり、息子がぜんぜん食べなかったりで、こちらもイラッとしてしまうことがたびたびあった。
その点、ビュッフェ形式の食事は楽。本人たちが食べたいものをとってくれるので、気兼ねがない。デザートばかり食べるなんてこともあったが、旅行ということもあるので、大目にみることにした。
これは旅行に限った話ではないが、私も子どものころは好き嫌いが多かったので、どうしても嫌いなものまで食べろは言わないが、少しくらい好みでないくらいであれば、食べてほしいと思う今日このごろである。
あと、風呂について。
娘も小学3年生ということで、いわゆる大浴場で男風呂には入りたくない年頃になった(入りたい、入りたくないは別として、この年齢になると入れないところも多いが)。
今回は、娘だけ基本部屋の風呂やシャワーで済ませて、私と息子が大浴場に入るとか、子どもたちが寝てから私だけ大浴場に行くなんてこともあったが、もう娘とはいっしょに大浴場に入ることもないんだなと思うと、ちょっとさびしくもあった。これまで、旅行に限らず、温泉とかよくいっしょに行っていたので、そういう年頃になったことに関して、ちょっと感慨深く感じることもあった。
そんな中、娘は今回はじめて一人で大浴場に入る経験もしたのだが、やはり一人で入るのは嫌とのこと。まあ、それもわかるのだが、私は温泉好きなので、娘には慣れてもらって、いっしょに温泉に行けるようになってほしいなとも思った。
その他、いろいろと大変だったこともあったが、総じて楽しい旅行だったのではないだろうか。いや、所々で私がキレる場面や、子どもたちが拗ねる場面も多かったので、早くも美化されているのかもしれないが、思い出なんて総じてそんなものなのかもしれない。
いっしょにキャンプを行った大学の同級生が、子連れキャンプの撤収なんて修行みたいなもんだ、と言っていて、それはその通りなんだけど、そんな修行みたいな側面も受容して、また旅行に出かけたいなと思った次第である。
ということで、ワンオペ一週間旅行を振り返ってみた、という話でした。