8月も早くも序盤が終了したが、今年の夏は暑い。
今年に限った話ではなく、ここ数年、それまでとは一段も二段も暑い夏になっているのだが、それにしても今年の夏は暑いと感じる。
巷では、観測史上最高の暑さと言われているようだが、本当にそうなのか、気象庁のデータを元に確認してみた。
まだ今年は8月のデータが出揃っていないので、とりあえず7月のデータから。
私が住んでいる西日本某所のデータを参照。気象庁のデータを閲覧できる1977年から今年2024年までのデータを見てみた。
まず、今年2024年7月の最高気温の平均は32.0℃。
これは、2018年と同率4位。一番高かったのは、意外にも1994年の33.0℃、続いて2004年と2008年の32.1℃。今年はその次だった。
次に最低気温の平均を見ると24.7℃。これは2017年と同率で1位であった。
加えて、熱帯夜(最低気温が25℃以上)の日数は15日で、これもかなり多く、1977年以降では圧倒的1位。昨年が10日で、2位は2017年と2018年の12日だった。
このあたりのデータから考えると、かなり暑い日(猛暑日や熱帯夜)の日数が多いと、今年は暑いというようなイメージをもつことがわかる。そう考えると猛暑日の日数あたりが、暑さの指標になるのだろうし、この指標で見ると、今年は間違いなく暑いと言っていいだろう。
さらに、その視点で8月のデータを見ると、まだ8日までだが、このうちすでに7日が猛暑日。もう1日も35℃手前といった感じだった。
8月が終ったら改めて振り返ってみたいと思うが、今年が観測史上最も暑い夏になるのは間違いなさそうである。
ということで、やっぱり今年の夏はやはり暑いみたいだ、という話でした。