うちの娘は今年小学3年生で、今のこの時期、学校でプールの授業が行われている。
娘の小学校には屋上にプールがあるようで、娘はプールの授業を楽しみにしている様子。
私も水泳自体は別に嫌いではなく、暑い日にはプールに入ると気持ちいいとは思ってはいたが、今の娘と同じ小学3年生のころ、プールの授業が嫌いだった時期がある。
当時、私が通っていた小学校のプールは、低学年用の浅いプールと高学年用の深いプールの2つに分かれていた。
3年生は基本的には浅いプールで水泳の授業を行うのだが、ここからちょっとやっかいで、私のクラスの担任は体育教師の免許をもっていなかったので、浅いプールでの授業だったのだが、合同体育という一学年全員で授業をするときは、体育教師の免許をもった先生がいたので、このときは3年生でも深いプールを使っての授業となっていた。
私は小さいころから背が低く、当時は深いプールだと背伸びしても顔が出ないため、この深いプールが怖く、よくお腹が痛いとか言って、授業をサボっていた。
そんなある日。
その日は合同体育ではなく、単独クラスの体育の授業でプールの予定だったので、(浅いプールにしか入らないから)朝から楽しみに学校に行った。
すると、担任の教師が、風邪をひいたか親知らずだったか忘れたが、その日は休みで、隣の体育教師の免許をもった先生のクラスといっしょに体育をやることとなった。
これはやばいと思うも、浅いプールでの授業となったのでほっとしていたら、途中から深いプールに移っての授業となった。
いよいよ追い詰められた私は、その隣クラスの(めちゃくちゃ怖かった)先生に、意を決して、お腹が痛いので見学させてほしいと言いに行った。
すると、その先生は「それは大変だ」とか言いながら、私を担ぎ上げて、深いプールに投げ込んだのである。
私は一瞬何が起こったのかわからずパニックになったが、次の瞬間このままで溺れてしまうと思い、どうにかプールサイドまで犬かきのような泳ぎで命からがら(このときはほんとにそう思った)たどりついた。
そんな私を見て、それくらい泳げれば大丈夫だ、と見学は許されず、そのまま深いプールでの授業に参加させられることになった。
その深いプールは縦は25mで、横はその半分のサイズその約12mくらいだったのだが、その12mを泳がされることに。泳げない私を見て、その先生はスタート位置から5mくらいに立って、ここまで泳いでこいと指示。そこまでたどりついたら助けてくれると思いながら泳いでいると、徐々に後ろに下がっていき、結局12mを泳がされるハメに。くたくたになりながらその授業を終えたのを覚えている。
で、何が言いたいかというと、今の時代ではこんなこと許されないんだろうな思ったということ。
一方でこんな感じで当時は大変だったし、今から見ても理不尽だとは思うことも多々あったが、それをどこかで経験しておくことが大事なのかもしれないと思ってみたり。娘が楽しくプールの授業に行っているのを見て、そんなことを思った次第である。
ということで、昔の小学生は大変だった、という話でした。