コロナ、企業としての今後の対応

新型コロナも4年目。
この5月から感染症法上の分類も5類に変わるということで、各企業においても、いろいろと対応の変更がなされている。
このタイミングで変えておかないと、コロナ用のルールがそのまま残ってしまいそうなので、うちの会社でも今回の分類変更の機会に、元に戻すところは戻しておこうと思っているので、その内容をまとめておこうと思う。
 
まず、休みの扱いについて。
コロナ前までインフルエンザで休むときは、有給休暇を使っての休みとしており、仮に有休がなければ欠勤扱いとしていた。
それに対して、これまでコロナについては、特別休暇扱いとしてきたが、それをこの5月からは、インフルエンザ同様、有給休暇での休みに変更とすることにした。
コロナだけを特別扱いしないということにしたいということである。
 
続いて、社内での対策について。
オフィスの机や応接などにアクリル板を設置していたが、これを外すことに。
もともと、個人的にはアクリル板は必要ないと思っていたが、他社でもやっているのでやったほうがいいという意見に押されて設置をしていた。
アクリル板はマスクなしであれば多少意味があるかもしれないが、マスクがあればそこから漏れる飛沫はごくわずか。逆に換気を妨げるおそれがあるので、どちらかというと逆効果になりかねないと思っていた。
どこかのタイミングで外したいと思っていたが、いい機会なので、今回外してしまうことにした。
 
他には、毎日の検温もなしに。
これなんかも早めにやめてよかったのだが、やめる機会がなく、そのままずるずるきていた。
小学校や保育園では、まだ毎朝の検温は続くようだが、朝の忙しい時間にやるのはそこそこストレスなので、早くやめてもらいたいものである。
 
あと、社内でも少し揉めたのが、濃厚接触の扱いについて。
これまでは家族が感染したら、本人が元気であっても濃厚接触の扱いで休んでもらっていたが、もうそこまで配慮しなくてもいいのではないかと思っている。それでも心配であれば、1、2日程度休むのもいいが、5日とか休む必要はないだろう。
また、感染した家族も無症状での陽性というケースも考えられ、ガチガチのルールだと、こういった場合も強制的に休ませることになってしまう。
そこで、うちの会社では、濃厚接触の場合、本人の体調が悪ければもちろん休んでもらうが、元気であれば管理職と相談して決めるということにした。ケースバイケースで判断できる余地を残しておいたほういいと考えたわけである。
 
と、こんな感じで、コロナ対策について、5月8日を以て戻すところは戻すということにした。
ただ、5月になったからといって、このウイルスの感染力が変わるわけではないので、引き続き、社内でのクラスターが発生しないよう注意はしていきたいと思う。
 
ということで、何らかの機会がないと、ルールはなかなか変えにくい、という話でした。