いじめかいじわるか

娘が小学校に通いだしてもう少しで1年。とりあえずは1年生を無事終えられそうでほっと一息なのだが、ちょっと気がかりなこともある。
どうも、下校時にいっしょに帰る一部の同級生からいじわるをされていて、集団下校する際に置いていかれているとのことだった。
 
娘の小学校では、行きはとくにグループでの登校は実施されておらず、下校時はエリア別にグループをつくって帰っているようである。
そこで、同じ方向の女の子とたちといっしょに帰ることになったようなのだが、いつのころから置いていかれたり、仲間はずれにされているようである。
私もけっこう早い段階で、このことは認識をしており、前に迎えに行ったときに、娘が置いていかれるようなことを目の当たりにしていた。
この時点では、子どもの世界ではよくあることだなと思っていたのだが、現在も続いているらしく、娘は下校で学校で出た時点で泣いてしまうということであった。
 
それでも私は今の時点ではこのことについて、「いじめ」とは認識しておらず、「いじわる」の範疇であると理解している。
ここで言ういじめといじわるの違いは、その範囲の差で、いじわるは特定少数の子どもたちにいやがらせや無視をされることを指しているのに対して、いじめはクラスの大半からいやがらせや無視をされることをイメージしている。
 
娘の場合は、この下校が同じグループの女の子だちからはいやがらせなどの行為を受けているが、同じ地域の男の子たちとはいっしょに帰っているようだし、同じクラスの他の女の子たちとはいっしょに仲良く遊んでいるようで、そういう意味でいじめには該当しないと思っている。
先日も休日に公園でバレンタインのチョコの交換をするということで、同じクラスの女の子数人と遊ぶからと、私も駆り出されたのだが、その様子を見ていると、仲良く遊ぶ友だちはいるようで、安心していたところである。
 
ただ、やはりこの下校問題は、娘にとっては少し深刻なようで、解決してあげたいとは思っているが、子どもの人間関係にどこまで口出しすべきかは少し迷っている。
娘には、仲が良い友だちがいるのであれば、いじわるしてくる同級生とは関わらなければいい、と話すのだが、まだこのあたりの塩梅が難しいようである。
また、上述のとおり、いじめの範疇ではないと認識しているので、今の段階で大騒ぎすることでもないと思っている。
 
そこで当面は下校時は、家族で分担して迎えに行く、3学期の保護者面談のときに先生に相談してみる、ということで対応していこうと思っている。
 
少なくとも、今のところ、娘がきちんと話をしてくれているので助かっている。今後も娘が状況を話してくれるような関係性を保ちつつ、タイムリーに対応していきたいと思う次第である。
 
ということで、子どもたちの人間関係もなかなか難しい、という話でした。