5類になってもマスクは外さないと予想する

コロナ禍も丸3年が経過した。
世間ではだんだんとコロナに飽きているような感じも出ているが、依然としてこのウイルスの感染力は高く、第8波もピークは越えたとはいえ、新規感染者数も高いレベルで推移している。
 
そんな中、新型コロナウイルス感染症法上の位置づけが、季節性インフルエンザと5類に変更になると決定した、というニュースが流れた。
おそらくこの変更自体にはあまり意味がなく、気分的にコロナ明けのような雰囲気になるだろうが、実際は今後もこの厄介なウイルスと付き合っていかなければならないということは変わらないと思われる。
 
さて、この5類移行に伴って、マスクの着用は個人の判断に委ねることになるとのこと。
もともと強制力があるわけではなく、お願いベースでのマスク着用であって、はじめから個人の判断であったと思うのだが、そういったツッコミはいったん置いておいて、5類の移行しても、マスクを着用する人が大半を占めると、私は予想する。
その理由は以下のとおり。
 
まずマスクに対する各人の認識を4つに分類する。
A.マスクは必ずつけてほしい
B.マスクはできればつけてほしい
C.マスクはできれば外したい
D.マスクは絶対外す
 
厳密にはMECEではないが、こんな感じで分類したとき、今の正直な気持ちを回答してもらうと、私の肌感覚では次のような回答になるのではないかと思う。
 
A:20%
B:40%
C:30%
D:10%
 
仮にこのとおりになるとして、60%の人がマスクをつけて、40%の人がマスクは外せばいいのだが、そうはならない。
なぜなら、AとBで半分以上になれば、Cの人もマスクはつけるだろうと思うからである。ちなみに私の意見はCだが、まわりの反対を押し切ってまでマスクを外そうと思わない。
なので、この分類どおりだとすれば、90%の人がマスクをつけて、10%の人だけがマスクを外すということになると考える。
 
おそらく今の段階でAの人は、今後もAを継続すると思う。となるとBの人がカギになる。このBの人は徐々に減っていき、どこかのタイミングでAとBの合計は過半数を切ると思うが、少なくとも5月の5類移行のタイミングではないと考える。
それがいつになるかはわからない。私は相当時間がかかるのではないかと思うのだが、どうだろうか。
 
ということで、マスクの流れがいつごろ変わるのか、これから注意して観察してみたいと思った、という話でした。