コロナが大変だから、コロナ以外で病院のお世話にならないようにしたい

年末12月あたりからコロナの新規感染者数は増えてきて現在第8波が進行中だが、年末年始も行動制限はなくこれまで推移している。
(自分がテレビを見ないだけかもしれないが)ニュースでもとくにコロナの話題が取り上げられるわけでもないので、おそらく病院は大変なことになっているのだろうが、正味のところどういった状況なのかよくわからない。
 
一方で、昨日は成人の日ということで、以下のツイートにもあるように、今年は成人式やら20歳を祝う会やらが全国各地で開かれており、その後の飲み会で急性アルコール中毒なんかも心配されている。
ちなみに、今年から18歳で成人らしいが、式典などはどういう基準で行われているのかよくわからないし、そもそもなんで18歳に変更になったのかもよくわからない(18歳というか高校卒業から飲酒可能ということであれば、法改正の意味もわかるのだが、どうやらそうでもないらしい)。
 
さて、このツイートを見て、まず最初に、コロナ大流行のこの時期に飲みに行かんでもいいのにと思ったのだが、自分がその立場だったらやはり行きたいだろうなと思い直した。
ただ、やはり感染リスクは高いから、どうすれば感染しないか気にしながら飲まないいけないのかなと、思ったりした。
 
しかし、その次の瞬間思ったのは、本当にリスクなのは、コロナの感染ではなく、急性アル中のほうではないかということ。
新成人ということで、当然のことながら若者の話なので、コロナに感染したとて、数日寝込んでいれば回復するだろう。もちろん、社会全体で見れば、これをトリガーにさらに感染が広がる可能性はあるが、こと新成人に限ってみれば、それほどリスクのあることではない。
 
しかしである。この第8波真っ只中で、急性アルコール中毒になったら。ちょっと想像しただけで、これは大変だろうなと思う。
とくに最近の若者は、学校教育で未成年のアルコールは絶対悪だとおしえこまれているようで、高校を卒業してもまじめに飲まない人が多いように見受けられる。そんな新成人が練習なしでいきなりアルコールを飲んで調子に乗ったら、目も当てられない。
私も学生時代に友人が急性アルコール中毒になって病院に連れて行ったことがあるが、いざそういう場面になると、まず病院に連れて行っていいかどうかかなり悩むことになる。
仮に病院に連れて行こうと意思決定できたとしても、現在であれば、救急車も病棟も逼迫しており、よほどの事態でなければ受け入れてくれないだろう。
となると、本人もまわりの人間も、かなり不安になるのではないだろうか。
 
これは急性アルコール中毒に限った話ではなく、交通事故でも同じ話で、ワクチンが一巡した世界では、コロナ感染リスクよりも、流行中にそれ以外の理由で病院のお世話になるような事態を避けることのほうが大事なのかもしれない、ということに改めて気付かされた次第である。
 
成人の日にかぎらず、これから卒業シーズンで、若者がハメを外しやすい時期になる。これまでコロナで抑圧されていた部分が大きく、最後くらいは好きにやりたいという気持ちもわからなくもないが、病院のお世話にはならない程度にしておいたほうがいいのではないだろうか。
 
ということで、コロナ流行期には病院のお世話にならないように気をつけよう、という話でした。