ランニングシューズに見る、目的と手段の逆転現象

ちょっと前にこのブログで、物欲があるのは悪いことでない、ということを書いた。
私は40代半ばだが、まだほしいものがいろいろとあって、それだけまだ若いとも言えるのではないかと思っている。
 
そんな私が、最近物欲を刺激されているのが、ランニングシューズ。
Twitterのタイムラインで、ある人がウォーキング用にランニングシューズを買ったというツイートを見て、自分もシューズほしいなと思い、それ以来YouTubeでランニングシューズ紹介の動画を見まくっている。
 
とくに気に入っているチャンネルが↓で、同じ動画を何回も見ては、ランニングシューズの研究をしている。 
 
このチャンネルでは、普段のジョギング用、ペースを上げた練習用、レース用のそれぞれにカテゴライズしてシューズを紹介しており、また同じカテゴリーのシューズも複数使い分けることも紹介されており、すっかり影響を受けてしまった私は、そんなに走るわけでもないのに、さっそく直近で3足のランニングシューズを買ってしまった。
そのうちは1足は普段履き用のランニングシューズなので、実質2足なのだが、さらにもう1足買い足して3足体制にしたいと思っている。
 
一般的には、マラソンレースに出るために練習する、その練習のためにランニングシューズを買うという流れが正当なのだろうが、私の場合それが逆になっており、ランニングシューズがほしい、買ったからに走るか、だったらついでにレースも出ようかと思い始めている。
ランニングシューズが目的で、買うために(買うための口実として)、マラソンレースに参加することが手段となってしまっており、目的と手段が逆転してしまっているが、ランニングシューズほしさにこの寒い中でも走ろうと思えているので、これはこれでいいと思っている。
根っからの貧乏性の私は、買ってしまったからには使わないともったいないと思うだろうから、それで走るペースが上がるのであれば、健康のことを考えたら安いものだ(と言い聞かせている)。
 
そんなこんなで、これまでにないペースでランニングシューズを買っているのだが、宝の持ち腐れにならないように、しっかり走っていきたいと思う。
 
ということで、趣味にある程度お金を使えるのは中年の特権である、という話でした。