子どもに野球に興味をもってもらうための投資

先日、娘(小学1年生)と息子(2歳)を連れて、野球観戦に行ってきた。
娘と野球を観に行ったことはこれまでも何度かあるが、息子は初観戦。野球のルールもわからなければ、興味も今のところないのだが、とりあえず球場まで連れて行った。
 
実際行ってみると、予想はしていたことだが、野球を観るという感じではなかった。
 
球場に入ってまず向かったのは、観戦席ではなく、子ども向けのアトラクション会場。ここでひとしきり遊んでから、次はグッズ売場。娘用にレプリカユニフォームを買って、席についたのはすでに6回となっていた。
 
席についてからも、ゆっくり観戦する感じではない。
娘はユニフォーム買ったところまでは機嫌がよかったが、そこからはかき氷が食べたいとかわがままを言い出す。いったん席についたのに、出たり入ったりするのは、面倒くさいし、まわりのお客さんに迷惑がかかるので、どうにかなだめて野球を観る。
すると今度は、息子のほうが抱っこ紐から出たいと騒いでが駄々をこねる。ジュースを飲ませたりしてなだめていたのだが、それもなくなるとまた騒ぎだすという感じ。
まわりにも迷惑かかりそうだし、帰りの新幹線の時間もあったので、6回表から7回表までの1回半を観て席を離れることにした。
さらにこの間に失点するというオマケつき。
 
正直、これだけ見ると、何しに行ったかわからない。
新幹線に乗って、2人分(私と娘の分)のチケットを買って、目的の野球はちょっとだけ。疲れに行ったようなものである。
 
ただ、ちょっと長い目で見ると、これはこれで悪くなかったとも思っている。
球場に行けば遊びに行けるということで、少しでも野球に興味をもってくれれば、同じ趣味をもつ仲間にできる。
娘は女の子ということもあり、野球に関心を持つ可能性は低くそうだが、それでもどこかのタイミングで面白いと思うかもしれない。
息子のほうは、親の影響で野球に興味をもつ可能性はそこそこあると思っていて、いっしょにテレビで観戦したり、たまには球場にも行けたらいいなと思ったりしている。
 
そう考えると、今回の球場での観戦は、将来への投資のようなもので、これを機に野球に関心をもってもらいたいという下心があったりする。
この投資が実を結ぶか、それとも野球には無関心となるのか、今のところわからないが、ちょっとずつ投資を継続していこうと思った次第である。
 
ということで、今は興味がないかもしれないが、将来的に同じ趣味がもてたらいいな、という話でした。