台風による停電リスクと供給リスク

史上最大級とも言われている、台風14号が接近している。
今回のこの台風、勢力や大きさもさることがながら、進路が九州から本州、北海道までと、まさに日本縦断といった感じで、先日の台風11号と比べても比較にならない影響が出ると思われる。
前日の日曜から風も強くなってきており、史上最大級に嘘偽りのない台風の様相を呈している。
 
さて、そんな影響力の大きな台風が接近するということで、食材を多少は備蓄しておいたほうがいいだろうと、昨日スーパーに買い出しに行ってきた。
そこでちょっと何を買っておけばいいのか考えていると、台風当日には買い出しに行けないのは当たり前として、今回の台風の場合、それ以外に2つのリスクがあることに気づいた。
 
1つは停電のリスク。
最近の台風で停電した経験はないのだが、史上最大級とも言われていることから、当然停電の可能性はあると見ておいたほうがいいだろう。
停電で一番困るのは、明かりや調理器具ではなく、冷蔵庫だと思う。
明かり関係であれば事前に懐中電灯などを準備しておけばいいし、電子レンジや電気調理器が使えないことも事前に想定しておけばそれを使わなくて済む食材を用意しておけばいいが、冷蔵庫だけは問答無用にストップしてしまうので、ここに食材をストックしておけなくなってしまう。
今回も冷凍食品を買い込んでおけばいいかと思っていたのだが、停電のリスクがあることに思い至って、買うのをやめておいた。
 
もう1つは、サプライチェーンの寸断による供給不安のリスク。
今回の台風は全国的な影響が出そうということで、数日食材に限らず物品が入ってこないリスクはあるかと思う。台風が過ぎ去ったあとも、被害の状況によっては、スーパ-やコンビニの棚からものがなくなるということまで起こるかもしれない。
万が一ではあるが、数日食料の調達ができないことも見込んでおいたほうがいいかもしれないと思った。
 
この2つのリスク、もっとも被害が大きかった場合、どのくらい影響が出るか考えてみたところ、停電のほうは1~2日もあれば復旧するものと思われるが、サプライチェーンの寸断が起これば供給が滞ることは1週間程度の影響があるかもしれないと見積もった。
 
これらを考慮した結果、まずは停電の1~2日を凌ぐために、惣菜や菓子パン、カップラーメンを数個買っておいた。水も買っておこうかと思ったが、定期的にAmazonで購入しているものがまだ残っているので、こちらは補充せず。
仮に1週間程度影響が出たとしても、そのときは停電は復旧していると思われるので、電子レンジで調理ができるごはんのパックも数個買っておいた。まあ、停電がなければ米も炊けるので問題はないだろうと思われるが。
あとは、早めに冷凍食品や要冷蔵食材を食べておくことが対策だろうか。
 
と、こんな感じで、少し具体的なイメージをもって、台風のリスクを考えてみた。見落としているリスクもありそうだが、とりあえずはこんなところだろうか。
加えて考えられることは、水の補給が寸断されるリスクもあるだろうから、風呂の栓を抜かずに水を溜めておくこともやっておきたいと思う。
そして、何より大きな被害が出ないことを願うばかりである。
 
ということで、史上最大級の台風に備えて食料補給をした、という話でした。