8月の猛暑を振り返る

今年の8月は暑かった。
梅雨が6月末に明けて、それからすぐに猛暑が始まったのでどうなることかと思ったのだが、7月中旬は戻り梅雨のような感じになり雨が多く気温もそれほど上がらなかったので一息つけたのはよかった。
しかし、7月下旬から再び暑くなり、8月は1ヶ月ずっと暑かった印象。とはいえ、8月も末に近づくと暑さも緩和された感じがして、秋の訪れを感じることもあったりした。
 
では、今年の8月は、例年に比べてどのくらい暑かったのか。私の住んでいる地域の過去5年と比較してみた。
 
まずは最高気温の平均。
2017年:33.2℃
2018年:33.7℃
2019年:31.5℃
2020年:33.6℃
2021年:30.5℃
2022年:32.7℃
 
私の記憶では2018年がかなり猛暑だったと認識しているのだが、その年に比べると1℃低めの最高気温。とはいえ、去年2021年に比べると2℃近く暑かったということで、まあまあの猛暑という感じか。体感的には2018年と同じくらいだったが、そこまでではなかったらしい。
 
続いて、真夏日猛暑日に日数。
2017年:30/2
2018年:31/7
2019年:20/3
2020年:31/8
2021年:18/2
2022年:29/0
 
ここ数年、毎日真夏日という日が多いのであまり比較にならないのだが、今年もほとんど真夏日ということでやはり暑かったと言えるだろう。ただ、意外だったのが猛暑日が1日もなかったこと。35℃近い日は多かったので、なんとも言えないところではあるが、1回もなかったとは思わなかった。
 
次に最低気温の平均。
2017年:24.7℃
2018年:25.0℃
2019年:24.3℃
2020年:25.1℃
2021年:23.9℃
2022年:25.1℃
 
こちらは最低気温の平均が25℃を上回ったということで、夜はここ数年でもかなり暑いほうだったと言えるだろう。
 
さらに熱帯夜(正確には最低気温が25℃以上)の日数を見てみるとこんな感じ。
2017年:14
2018年:22
2019年:13
2020年:18
2021年:6
2022年:19
 
3日に2日は熱帯夜ということで、夜は暑い日が続いたと言えるだろう。
 
これらをまとめると、それなりに暑い8月だったが、ここ数年で見て1番暑かったとはちょっと言いにくい感じか。
ニュースを見ていると、連日猛暑の話題があったような感じだったので、記録更新ずくめの8月という印象だったが、データを見てみると、そこまでではないようである(東京とかは違うのかもしれないが)。
 
とはいえ、昔と比べると暑くなっているのは確実で、このような夏の気候は今後も続くであろう。
9月もまだ暑さは続きそうなので、油断することなく熱中症対策を行い、無事に夏を乗り切りたいと思う。
 
ということで、今年の8月はまあまあ暑かった、という話でした。