新型コロナの3ヶ月予想

8月も下旬に差し掛かったが、コロナの新規感染者数は依然としてかなり高い水準で推移している。
東京などの都市部ではピークは越えて減少局面に入っているようだが、地方ではいまだ増加傾向のところが多く、中には医療崩壊の様相を呈している地域もあるみたいである。
 
私は、7月下旬から8月上旬には、夏休みに入った効果も出てきて、新規感染者数は大きく減少に転じると思っていた。少なくとも、10代以下の感染者数は大きく減ると予想していた。
しかしながら、データを見るとどうもそうはなっていない。
東京などの都市部ではこの時期にたしかに減少傾向に入ったのだが、10歳未満・10代といった層の新規感染者数を見ると、大きく減少傾向にあるわけではないことがわかる。
私の住んでいる地域などの地方部では、未だに全体で増加傾向でまだピークを迎えていない状況にある。そして10歳未満・10代においても増加傾向にある。
 
8月中旬はお盆ということで、都市部から地方へ帰省などで動いた人たちが多く、その点で地方は上昇を続け、都市部ではいったん落ち着いて減少傾向にあったと見ているが、帰省から戻ると逆に減少が起きるので、これから都市部ではリバウンドが見られるかもしれない。
 
ただ、どちらにしろ、今後ハッキリと新規感染者数が下げきるとは思えない。
なぜなら、とくに行動制限などの対策を行っていないことに加えて、9月に入ると学校の2学期が始まり、子どもどうしの接触が増えるからである。
夏休みの間、10歳未満と10代の感染者数が減らなかったのは未だに謎なのだが、学校が始まれば増加のベクトルが働くは間違いない。となると、そこから家庭内での感染は続くことになり、少なくとも順調に新規感染者数が下がることはないと思っている。
 
ではいつまでそういった状況が続くかだが、オミクロン型に対応するワクチンが10月から接種開始とのことで、これがある程度行き渡る11月中旬から下旬くらいまでは、高い水準で新規感染者数が推移するものと思われる。
あと2~3ヶ月はこの状況が続くことを想定しておいたほうがいいであろう。
 
個人的には会食も少なくて、それはそれで悪くないので、たんたんと毎日を送ればいいのだが、子どもの学校も始まるので、ここからの感染は覚悟しておいたほうがいいだろう。
また、会社の運営にあたっては、家族からの感染などで、工場稼働ができなくなる可能性もあるので、まずは社内での感染が起らないよう、これまで同様、基本的な感染対策を進めていきたいと思う。
 
ということで、この状況はまだまだ続くだろう、という話でした。