新幹線乗車率定点観測-2022年7月中旬

新型コロナの新規感染者数が上昇の一途で、第6波の感染者数を超えてきている地域も出ている中、出張で新幹線での移動があったので、定点観測として乗車率をメモしておきたいと思う。
 
今回は平日金曜日午前中の山陽・東海道新幹線上りのぞみ普通指定席。
3連休前ということもあるのか、駅についた時点からちょっと人が多い。
私はいつもはエクスプレス予約で、EXカード(切符を発券しなくても改札を通れるカード)を使っているのだが、今回は途中下車する必要があったので、乗車券と特急券を別々に購入。そのため、駅で発券する必要があったのだが、発車10分前に駅に到着したら、自動発券機の前には10人程度の列が。
前にも似たようなことがあったが、喉元過ぎれば熱さを忘れるで、同じミスを繰り返してしまう。とはいえ、どうにか予約した切符を発券し、乗車券も購入して、ギリギリで新幹線に乗り込んだ。
 
乗ってみると、すでに乗車率は60%超で、70%近くまでいってたのではないか。
そこから岡山あたりでだいぶ多くの人が乗ってきて、この時点で80%を超えた感じ。その後も同程度の乗車率が続いた。
 
いつも言っているが、乗車率60%は、1列が2人席と3人席の新幹線では、3人席に2人と2人席に1人乗っているということになるので、そこそこ多い印象がある。
これが80%となると、3人席に2人、2人席には2人が座っている状態なので、ぱっと見ほぼ満席のように見える。
 
これは、コロナが増えだしたので、行動制限が出る前に行っておけということなのか、もうコロナに関係なく移動はしようということなのかわからないが、今のところ感染者数の増加にあわせて行動を控えようということにはなっていないようである。
 
今のコロナの状況は、半年前の1月ごろによく似ている。
そのときの新幹線の乗車率について書いた私の記事を見ると、この段階でも新幹線の乗車率はそこそこ高かったとある。そして、その後の3月の記事を見ると、だいぶ乗車率は下がっているとある。
そう考えると、新幹線の乗車率はコロナ感染者の遅行指標と見ることができる。そこから予想すると、この7月の3連休あたりをピークに、8月,9月は乗車率が下がっていくのではないだろうかと思う。
もちろん、昨年・一昨年のように盆の帰省客がまったくいないという状況にはならないだろう。それでも7月に比べると大きく移動客が減るのではないかと予想するが、さてどうなるだろうか。
 
ということで、3連休前新幹線は混んでいた、という話でした。

 

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