濃厚接触雑感

このブログの昨日の記事で、社内でコロナ陽性者が出て、私自身も濃厚接触者になったので、会社としての対応と個人としての対応について整理してみた、ということを書いた。
私自身、1週間ほど濃厚接触者として過ごすことになったので、ここでは思ったことや感じたことをまとめておきたいと思う。
 
まず、現状の濃厚接触者への保健所の対応について疑問に思ったことを2つ。
1つは、PCR検査は自宅に郵送に送られてくることに対する疑問。
てっきりどこかに検査を受けに行くのだろうと思っていたのだが、保健所からの連絡ではキットが郵送されてそれを返送することで検査をすることだった。
昨日の記事でも少し書いたが、これだと最低3日は結果が出るまでに時間がかかると思われる。現在、濃厚接触者の待機期間は接触日を起点に7日間ということだったが、すでに3日が経っており、そこからさらに3日かかると、待機期間はほぼ終わってしまう。
おそらくGW中なのでそういった対応をとっていると思われるが、それであればどのみち他の人との接触は避けるので、わざわざ検査しなくてもいいのではないかと感じた。7日経って、体調に変わりがなければ無罪放免ということで問題ない。
 
もう1つは、食事の際にパーテーションがあったかどうか聞かれたこと。パーテーションの有無を聞かれ、なかったと答えると、すかさず、では濃厚接触者に該当しますねと言われたのだが、もしパーテーションはあったと答えたら、濃厚接触者にならなかったのだろうか。
これだともし仮に最初パーテーションが置いてあり、途中でそれを外したとしても、パーテーションがあったと答えて嘘でない。
また、終始パーテーションがあったとしても、どこまで効果があるか疑わしい。むしろ、ウイルスが滞留しそうでこわい。
パーテーション自体はほぼ意味がないものと私は認識しているが、この有無で濃厚接触かどうかを判断しているとするならば、まだまだ隠れ濃厚接触者や隠れ陽性者はいるのではないかと思った。
 
続いて、私自身が濃厚接触者になっての感想も2つほど。
1つは、GWの外出ができなくなったのが、ちょっと残念だということ。
このご時世どこで感染するかわからないし、もちろん感染した社員を責めるつもりはまったくない。ただ、せっかくの数年に一度の日程に恵まれたGW、ちょっと残念だなという感じはした。いくつか計画していたこともあったが、当然すべてキャンセルした。
とはいえ、できることは限られているが、体調が問題なければできることもあるので、ここは切り替えて残りのGWを楽しみたい。
 
もう1つは、連絡を受けるまでは体調に何も問題なかったのが、連絡があってからちょっと体調が悪いように感じてきたのが、なんとも面白いと思った、ということ。
連絡をもらってからなんだか熱っぽい感じがして、心なしか頭痛もしたのだが、体温測ったら熱はない。
結果、一晩寝たら問題なく、調子はいいのだが、病は気からとはよく言ったもので、気分次第で体調も変わるんだなということを実感した。
 
ということで、改めてコロナも身近に迫ってきていることを実感した、という話でした。