ちょうどいい季節は意外と短い

4月に入り、暖かな気候の日々が続いている。
桜は先週末が満開で見頃、今週に入ってから散り始めたが、あともう少し楽しめそうである。
 
そんな4月上旬、今はちょうどいい気候の時期かと思う。
暑くもなく、寒くもなく、ほんと過ごしやすい気温でいいのだが、このちょうどいい時期はそんなに長くない印象がある。
ちょっと前までは寒く、これから少し経つともう暑くなる。
 
そんなイメージがあるので、私の住んでいる地域で、昨年の3~5月でちょうどいい日が何日あるのか数えてみることにした。
このちょうどいい気候をどう定義するかは難しいのだが、ここでは最低気温10℃以上、最高気温15~20℃としてみたい。
 
この基準に当てはまる日を、それぞれ数えてみると以下のとおりに。
3月 最低気温10℃以上:5日、最高気温15~20℃:16日
4月 最低気温10℃以上:13日、最高気温15~20℃:15日
5月 最低気温10℃以上:27日、最高気温15~20℃:1日
 
こうやって実際に数えてみると、3月は意外に最高気温が高い日が多いことに気づく。ただ、やはり最低気温が低い日が多いため、ちょうどいいという感じにはなりにくい。
4月は、最低気温が10℃以下の日が予想以上に多かったのだが、とはいえやはり一桁でも後半の数字が多いので3月ほどの寒さは感じない。最高気温がちょうどいいの日は月の半分程度で、月の後半ではもう20℃を超えてくる。
そして5月は、ほとんどの日で最高気温は20℃を上回る。20℃を上回ってくると、ちょっと歩くと汗ばみ、車に乗るとモワッとした感じになる。
 
やはり予想どおりというか、朝も寒くなく、昼間も快適な気温である、ちょうどいい気候は3月下旬から4月の中旬くらいまでと思いの外短い。
ちょうどいい気候は、桜が散ってからだいたい1~2週間くらいまでで、5月に入るともう熱中症対策の時期という感じになり、そこから先は夏へとまっしぐらである。
 
ちょうどいい気候の時期は思いの外短いので、この季節を身体全体で感じておきたいと思った次第である。
 
ということで、このちょうどいい季節は、桜が咲く前後1~2週間くらいしかないない、という話でした。
 
追記
ただ、私の住んでいる地域では、昨年は5月も最高気温25℃を超える夏日は6日だけであった。最高気温25℃以下もそこそこ快適と設定すれば、あと2ヶ月近くは快適な日が続くとも考えられる。