歯医者の後払いシステムの理不尽さ

先日このブログで、歯の検診とクリーニングで定期的に歯医者に通いたいのだが、毎度複数回通わねばならず、どうにかならないものかと思っていることを書いた。
歯医者は診療報酬の関係で1度で終わる治療も複数に分けてやることが多いというのは聞いたことがあるが、さすがにクリーニングだけで3回も通わされてはたまったもんじゃない。
 
加えて、もう1つは歯医者で理不尽だなと思ったことがあったので、ここでまとめておきたい。
 
先日行った歯医者では、検診とクリーニングで都合3度通院したのだが、1回目がレントゲン写真の撮影と検診と下の歯のクリーニング、2回目が上の歯のクリーニング、3回目が歯茎の検査と追加のクリーニングといった内容であった。それぞれの診療費は、たしか1回目が2,000円程度、2回目は1,000円以下だったのだが、3回目は約4,000円だった。
1回目はレントゲン撮影があるからこんなもんかと思ったし、他の歯医者でもこのくらいはする。2回目も相場の範囲内。しかし、3回目の4,000円が解せない。
とはいえ、NOが言えない典型的な日本人の私は、会計時にとっさにクレームというか質問もすることができず、モヤモヤしたままトボトボと帰宅することになった。
 
後から考えてもやはりちょっとボッタクられている気分は拭えないのだが、それ以上に歯医者って最初に価格を提示しないまま診療をして、終わった後に請求をされることに理不尽さを感じた。
それは他の診療科でも同じではあるが、通常他の診療科であれば、急性の疾病で行くので、価格がどうであろうがその病院や診療所で診察を受けないという選択肢はない。高かろうが安かろうが、診察を受けるのであれば、まあ仕方ないという気持ちになる。
それに対して歯科は、急に歯が腫れたなどの急性の問題で行くこともあるが、基本検診やクリーニングだけでなく虫歯の治療でさえ、どうしても急いで今日診療・治療を受ける必要はない。であれば、こういうやり方でやります、費用はこのくらいです、というサービス表や見積もりのようなものがあってもいいと思った、というわけである。
 
今回私が行った歯医者の3回目の診療は何にそんな費用がかかるのかわからないが、事前に言われていたら、そこまでやる必要はないと断っていただろう。診療報酬の関係上歯茎の検査が高いのであれば、2回に1回しか受けないという選択肢はあるかと思うので、やはり事前に言ってほしいところである。
 
また、前回のクリーニングで何度も通わないといけない問題についても、1回だけの通院だと少し割高だけど、2回や3回に分ければ少し安くなる、といったメニューが提示されれば、こちら側で選択ができ満足度が上がると思うのだが、どうだろうか。
 
ということで、歯医者では事前に診察内容と費用を明らかにしてほしいと思った、という話でした。