北京オリンピック終了

北京オリンピックの全日程が終了した。
冬季オリンピックは94年のリレハンメル以来、けっこう注目していろいろな競技を見たが、オリンピックはやはり注目して見ると面白いと感じた。
 
高校生くらいまでは夏冬ともオリンピックは毎大会よく見ていたが、大学に入ってからは他にも楽しいことがあるから見ない、社会人になると忙しくて見ない、といった感じでここ20年くらいはオリンピックから距離を取っていた。
ただ、せっかくの自国開催ということで、昨年の東京オリンピックはちょっと注目して見てみたら、やはり面白いとなり、今回の北京オリンピックも意識して見るようにしてみたら、やはり面白かった。
 
今回の私の中のハイライトは、スキージャンプと女子カーリング
 
ジャンプは、男子ノーマルヒルの小林陵侑の金メダルと、混合団体。
とくに混合団体の1回目の高梨沙羅の失格からの巻き返しは久しぶりにスポーツに熱中した。ルールに関しては、ギリギリを攻めた結果と認識しており、東京オリンピックの陸上男子400mリレーでギリギリのバトンパスをして結果失敗したのと同様のものと私の中では結論づけている。ある程度はリスクを承知の上で挑んで、それが裏目に出たのならしょうがない。
とはいえ、ルール改定は今後必要だろうし行われると思うが、団体かつ1人が100点以上の点数をつける競技で、即失格(=0点)とするのはどうにかしてほしい。1人が失格となると1位はおろかメダルの可能性がほぼなくなってしまう。あくまでも観客に見せるスポーツとして、言い方は悪いかもしれないが、罪に相応の罰が与えられるよう、工夫をしてほしいと思う。
 
もう1つのカーリング。とくに準決勝は、こちらもスポーツ観戦してて、久しぶりに興奮した。
ラッキーな形での準決勝進出だったが、それで吹っ切れたかのような試合展開。正直、最初はあまり期待していなかったのだが、途中からもしかしたらこれはあるぞと思いながら手に汗握りながらの観戦となった。
決勝もテレビで観たが、こちらは第7エンドの4失点で勝負ありだったか。とはいえ、こちらも途中までは白熱の展開。大いに楽しませてもらった。
 
スピードスケートやノルディック複合あたり、あまり観ることができなかったのが心残り。アルペンスキーあたりをただただ眺めるなんてのもやりたかった。
 
とまあこんな感じで、開催前まではまったく関心がなかったのだが、さすがはオリンピック。始まってしまえば盛り上がってたようだし、実際に見ると面白いことを実感することができた。
冬季オリンピックは次回ミラノとコルティナの共催とのこと。事前にスケジュールや注目競技をチェックして臨みたいと思う。
 
ということで、オリンピックはきちんと観たら面白い、という話でした。