本屋がなくなっては困るのだが、それでもAmazonで買う理由

今週は展示会出展で1週間近く東京に出張に出ていたが、帰りに時間が取れたので、丸の内の丸善に寄ってきた。
東京に住んでいたことからお世話になっている本屋で当時は週に1~2回は通って、月に10,000円くらいは本を買っていた。地元に戻ってからも、東京へ出張に行くたびに寄るようにしている。
今回はけっこう時間があったので、余裕ももって店内を回ることができ、あれも読みたいこれも読みたいと、まだ読んでいない本の数に圧倒されるという幸せな時間を過ごすことができた。
 
ただ、そんな丸善大好きな私であるが、もう丸善では本を買わないであろう。本を買うならAmazonに限ると思っている。
もちろん、丸善や本屋がなくなってしまっては困る。だから入場料を取ってもらいたくらいなのだが、そういうしくみもないので、私は直接丸善にお金を支払うことはできない。このあたりのことについては、前に別の記事の書いたので重複しないが、ここではなぜAmazonで買うのか、ちょっと整理してみたのでまとめておきたい。
 
丸善大好きな私が、それでもAmazonで本を買う理由は3つ。
 
1つめは、ほとんどKindleで読むから。
最近買う本はほとんどがKindleになってきた。Kindle対応していない本もだいぶ少なくなってきており、読みたい本はすぐにポチッとできる。
となると、当然のことながら、丸善だけでなくリアル書店で本を買うことはなくなる。
 
2つめは、本が重いから。
Kindle中心とはいえ、紙の書籍でもっておきたい本もある。とくに丸善のような大型書店に行くと、これは買っておきたいなという本もあったりする。
しかし、地方に住んでいる私としては、東京の丸善で買ってしまうとそれを持って帰らないといけない。ただでさえ、出張で荷物が多いところにかさばって重い本が加わるのはきつい。
だったら、丸善で買って配送すればいいではないかとなるが、本屋のレジは混んでいるし、(たぶん)配送料もかかる。Amazonであればスマホからすぐに買えるので、どうしても本屋での購入は面倒に感じてしまう。
 
最後3つめ。Amazonだと購入履歴が一覧できるから。
個人的にはこの3つめの理由が大きい。多少重くてもたまには丸善で買ってもいいかなと思ったりもするのだが、そうなるとその本を買ったという履歴が残らない。いつ買ったのかわからなくなってしまう。Amazonで買っておけば、本は必ずAmazonで買ってあるので、購入情報はAmazonの購入履歴を探せばいいとなる。
たまにこの本はいつ買ったっけ?とか、この本前に買ったはずだったはずだったけど?となることが多いのだが、私の場合、2010年ころ以降は、本はAmazonで買っているので、書籍ページに行けばその本をいつ買ったかがわかるのである。
情報を一元化するという意味で、Amazonで買う意義は大きいと感じている。
 
こんな感じで、おそらく、というかまず間違いなく、今後も本はAmazonで書い続けるだろう。
ただ、丸善をはじめとした大型書店がなくなっては本当に困るので、他の課金ポイントをもっとつくってほしいと思う次第である。
 
ということで、丸善大好きだけどAmazonを使ってしまう、という話でした。