ブログの朝更新こそ「努力の集中化」で解決するべきだった

ここ数ヶ月、このブログの更新を朝までにしようと試行錯誤している。
昨年(2020年)末から、毎日更新を続けているのだが、当日夜ギリギリの更新という日も多く、できれば朝のうちに更新して余裕のある運営をしたいと思ってきた。
 
そこで今年の後半戦は朝更新ができるようにしようということで、7月くらいから朝早く起きてブログを書いてアップすればいいと思いたち、夜は23時までに寝るなどいろいろと工夫してきた。
これがうまくいくこともあるのだが、基本朝の時間はいろいろとブレが大きくうまくいっていない。自分が起きる時間もブレるし、子どもたちが起きてくる時間もブレる。自分が早く起きてパソコンを開いてブログを書こうと思っても、子どもたち(もうすぐ6歳の娘と1歳になったばかりの息子)が起きてくるとその予定は大きく狂わされる。
 
そこであんまり難しく考えてもなかなかできないので、今月は何はともあれ朝更新をしようという目標を立ててみた。31日あるうち、20日くらいは朝に更新できるようがんばろうということで、スタートした。
 
しかし、まだ前半3分の1しか経っていないが、そのうち朝更新できたのは1回だけ。このままだと残り毎日朝更新しないと目標達成とはならない。
 
どうしたものかと考えていたのだが、そこでふと我に返った。これは「努力の集中化」で解決すべき案件だったのではないか、と。
 
「努力の集中化」とは私のつくった造語で(調べたわけではないがたぶんオリジナル)、何か習慣化したいことや始めたみたいことがあったときに、とにかく1週間程度限定でやってみる、というものである。
私が私淑する、一橋大学楠木建教授が「努力の娯楽化」(傍から見れば努力しているように見えるが、当の本人から見ると好きでやっている状態)からヒントを得た考え方である。
 
この「努力の集中化」にはメリットが3つある。
1つは、1週間程度であれば、ちょっと根性を出せばやりきることができるということ。
2つめは、1週間やってしまうと、そこでやめてしまうのがもったいないという気持ちになり、その後も継続しやすいこと。
3つめは、1週間はやると決めてしまえば、その期間は毎日やるかやらないか考える必要がなくなるということ。
 
今月、私はできるだけブログを朝に更新しようと思って過ごしてきたが、毎日意思決定をした結果、易きに流れて実行しないという選択をしてきた。
また、1ヶ月という比較的長い期間であったために、どこかでやればいいやという気持ちも働いていた。
おそらくこのまま1ヶ月過ごすと、朝更新は5回程度しかできずに終わっていたと思う。
 
ということで、思い立ったが吉日。今日から1週間、1週間だけは毎朝更新すると決めた。
今週は出張なども控えており、ちょっとバタバタする1週間になりそうだが、来週は来週で会議が多い週だし、その翌週も出張があるなど、今やらなくていつやる、という感じなので、今週1週間やってみたい。
そうと決まれば、あとはやるだけなので、自分との約束が守れるようがんばっていきたい。
 
ということで、習慣化したければ短期集中ではじめてみるべし、という話でした。