子どもは線形ではなく段階的に成長する

下の息子が産まれてちょうど1年が経った。
おかげさまで順調に育ち、最近ではハイハイのスピードがあがり、つかまり立ちは二段くらいの腕前で、いつ歩きだしてもおかしくないという状況である。
 
この1年を振り返ると、上の子とは5歳離れということで、最初はどうやって育てるんだっけ?と手探り状態だったが、徐々に勘どころを思い出していった。
抱っこひもに入れて歩きまわってもなかなか寝てくれず、ようやく寝たと思って床に降ろすと泣き出す(以下、無限ループ)娘と違って、放っておいても寝てくれる息子の育児は、正直なところ楽だった。
もちろん、こんなことは妻には言えないし、育児自体は大変なのだが、それでも少なくとも上の娘と比べると格段に楽だった、というのがこの1年の感想である。
 
ところで、上の娘のときは、私が家を留守にしがちだったこともあり、あまりよく覚えていないのだが、コロナ下ということもあり比較的育児に関われた下の息子を見て感じたのは、成長というのは線形にやってくるのではなく、段階的にやってくるということ。
今なんかはまさにエネルギーが満ち溢れているのか、つかまり立ちがうまくいくようになったからか、急に棚にあるいろいろなものを取り出しては散らかしている。とくに男の子ということもあってか、その勢いは娘のときよりも早い時期から出てきているように感じている。
 
思えば、寝返りをしだしたときも、ハイハイをしだしたときもそうだった。それまでもちろん試行錯誤していたのだが、出来だすとすぐで、一気に上達する。
ハイハイができるまでは自由に動くことができず、寝つきがよかったこともあり、放っておけば勝手に寝てくれていたのだが、最近ではエネルギーが溢れているので、ただ横に寝かせてもすぐに起き上がってハイハイをして動き回ってしまう。
仕方がないので、少し疲れさせてから、抱っこひもに入れてあやしてから寝かせるというスタイルになってきており、寝る時間が少し遅くなり、また寝かせるまでの手間もかかるようになった。
 
成長自体が急にやってきて、それまでとは違う動きをするので、親の子どもへの対応方法も柔軟に変えていかないといけない。
今後は歩き出して、行動範囲も大きくなるだろうから、それに対しての心の準備もしておかないといけない。上述したとおり、最近動き回って、棚にあるものを引っ張り出すようになったので、多少レイアウトの変更もしないといけないかもしれない。
 
と、とりとめもない感じになったが、せっかく家にいる時間も長いし、今後も息子の成長をよく観察したおきたいなと思った次第である。
 
ということで、急に成長するので心の準備が大切だ、という話でした。