大人よりも子どもが寝かしつけると赤ちゃんは早く寝る

先月、私は1週間くらい身体の調子が悪く、熱はないものの喉がイガイガして、咳と鼻水が続くという症状があった。
いつもは私が息子(8ヶ月)を寝かしつけていたのだが、その期間は風邪をうつしてはいけないということで、娘(5歳)に息子を寝かしつけてお願いしてみた。
 
すると、娘はのび太くんばりにすぐに寝てしまうのだが、それにつられてか息子も早く寝てくれたのである。
 
それまで息子はなかなか寝つかず泣いているので、ある程度泣かせておいて、疲れたころ見計らって胸をさすって寝かせていた。それでも寝ないときは抱っこをして寝かしつけていた。
それが、娘が隣に寝ていると、あっさりと寝てくれるのである。
 
それ以来、娘には、息子の寝かせ係を任命して、まんざらでもない様子で寝かしつけてをしてくれている(実際は、ただ隣で寝ているだけなのだが)。
例外はあるが、多くの日で、息子は早く寝てくれるので、私も妻もその分自分の時間をもつことができている。
 
では、なぜ娘が隣で寝ていると息子は早く寝てくれるのか。おそらく安心するからだと思うのだが、だとするとなぜ安心するのか。
 
基本的に、赤ちゃんは移動中よく寝る。抱っこして歩いているときでも、車や電車での移動でも寝てくれることが多い。
これは移動中は気持ちがいいからと考えるよりも、移動中気持ちがいいと思った子どもが生き残り、現代まで子孫を残し続けることができたと考えるのがリーズナブルであろう。
 
大昔(それこそ石器時代とか言われるよりもさらに前から)、移動中というのは非常に危険だったと思われる。赤ちゃんを抱っこして移動中に外敵に見つかり襲われたら、かなり不利だし、下手したらそこで死んでしまう。そう考えると、移動中に泣き止まない赤ちゃんを抱えた集団は、移動中に泣かない(=寝ている)赤ちゃんを抱えた集団と比べると、生き残る可能性が低かったはずである。移動中に寝ている赤ちゃんは生き残る可能性が高く、その後子孫を残すことができる可能性も高いので、そうやって進化の過程で赤ちゃんは移動中に寝ることが多くなったと考えられる。
 
同様に、赤ちゃんにとっては、似た年齢の子どもが寝ているときに安心して寝れるような、何かしらの淘汰圧があったのではないだろうか。
ここからは、上述の移動中の話と同じようなロジックが思いつかないのだが、隣に寝ている人がいない場合、大人が寝ている場合、子どもが寝ている場合、3つのケースでは、年齢の近い子どもが寝ているときは、他の場合に比べて生存確率が高かったという何かしら理屈があるのではないかと思っている。
今はその理屈が思い浮かばないのだが、思いついたらまたこのブログに書いてみたいと思う。
 
何にせよ、娘といっしょに寝ると息子が寝つくのが早いので、これからも娘には息子の寝かせ隊の隊長として活躍してもらいたいと思っている次第である。
 
ということで、大人よりも子どもが寝かしつけると赤ちゃんは早く寝る(気がする)という話でした。